新聞産業に内在する問題点や将来に向けた対策は山ほどありますが、「重要課題」と提起しても労働組合自体もまとまらず、その多くがペンディングとなっています。なので、喫緊の課題を『なぞる』ような研究結果になってしまうのは仕方ないと思いますが、その時代背景によって、読者側と新聞側の物ごとの捉え方が変化していて、同じテーマでも“違い”を感じます。
先人たちの問題提起もそれぞれの職場などでいかされないということは、その提言自体に現実性がないか(魅力がない、採算が合わない)、もしかするとチャレンジしているけれど成功していないから表面化しないのかもしれません。いずれにしても特効薬は見当たらず、経営陣は人件費などの支出を抑え込むしか利益確保の手立てはないというのが現状です。
新聞産業研究をする機関や研究者が少なく、いや無くなっていくのは、今の新聞産業を象徴しているのかもしれません。でも、まだまだあきらめず「ポスト産政研」を職場から実践していくしかないですねぇ。