2007年11月21日

新聞販売店が取り組む地域貢献を紹介

 あす、11月22日から横浜にある新聞博物館(日本新聞教育文化財団が運営)で『地域に生きる 新聞販売所』展が開催されます(12月24日まで)。

 この展覧は、今年から新聞協会が販売店を対象に立ち上げた「地域貢献大賞」にちなんで開催するもので、一般の人々に広く販売所の貢献活動について知ってもらい、販売所の信頼向上、イメージアップを図ることが目的。

 最近、紙面をにぎわせている新聞販売店従業員の不祥事を何とか払しょくすべく業界全体でイメージアップを図ろうという意図が伝わってきます。
 どうしても負の部分だけが取り立たされ非難を浴びる時代ですが、販売店の皆さんが一生懸命に地域貢献へ取り組んでいることがこの展覧を通じて伝わればよいと思っています。


 新聞販売店は全国に20,614店舗(新聞協会調べ)あります。民営化された郵便局は約24,000店舗(日本郵政HPより)、コンビニは今年10月時点で40,877店舗(日本フランチャイズチェーン協会調べ)。あのヤマト運輸でも全国に12,623店舗ですから、営業(流通)拠点としては結構な数なんです。
 その拠点をどう活用するか。新聞社ではなく他の流通企業がすでに研究しているのかもしれません。



 

「日本新聞協会 地域貢献大賞創設記念『地域に生きる 新聞販売所』展」

日本新聞協会 地域貢献大賞 (新聞協会HPより)


  一般の人々に広く販売所の貢献活動について知ってもらい、販売所の信頼向上、イメージアップを図るとともに、地域社会に密着した活動を奨励することで、販売所の地域社会の一員としての自覚を高め、法令順守(コンプライアンス)に対する意識向上を目指すことを目的に、2007年設けられました。
 日本全国の新聞販売所、新聞販売同業者組合などが行っている地域貢献活動に関して、団体の活動には地域貢献奨励賞を、個人の活動には地域貢献褒賞を授与、特に顕著な功績のあった活動1件に地域貢献大賞が贈られます。
 
大賞
・「生命(いのち)の基金」チャリティーバザー/高新会婦人部「なでしこ会」


特別賞
・スリランカ学生の巣立ち助け14年/中日新聞安城今池町専売所
 
奨励賞(9件・順不同)
・配達という名の地域パトロール、行政とのタイアップ地域貢献/ASA手稲東部、ASA発寒、ASA稲穂、ASA八軒、ASA西野
・岩手日報会ウィング基金/岩手日報会
・県下盲・ろう・養護学校児童・生徒に普通傷害保険贈呈の継続事業/信毎会連合会
・板橋セーフティー・ネットワークへの参加/板橋区新聞販売同業組合
・異常事態支援サービス/名古屋市中日会、名古屋新市内中日会
・北日本新聞「愛のひと声運動」/北日本会
・日赤の献血に協力するキャンペーン/日本新聞販売協会近畿地区本部
・岡山県へ福祉バスを贈る運動/山陽新聞山陽会
・アカウミガメ保護 清掃活動/宮崎日日新聞宮日会

褒賞(5件・順不同)

・販売所を開放しての「寺子屋教室」「楽しい教室」開催事業/二本松販売センター
・古新聞回収事業による循環型地域ネットワークの構築/薮崎新聞店育伸社、いけたに新聞店、藤枝江ア新聞店
・ホビーギャラリーちょこま/福井新聞美浜販売店
・お年寄りの生活サポート/山陽新聞岡山東販売株式会社洲崎販売センター
・こどもに夢を贈る献本運動・敬老の日思い出写真プレゼント/南日本新聞真砂販売所
posted by 今だけ委員長 at 13:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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