2005年09月11日

新聞記者はあまり業界内の恥部を語ろうとしないが、青木氏は踏み込んだ!

新聞との約束.jpg

新聞との約束−戦後ジャーナリズム私論−
著者 青木 彰(NHK出版)2,500円

 著者である青木氏の記者生活の原点と戦後ジャーナリズム(立松記者事件・60年安保・皇室報道)の分析。社会部記者時代に味わったジャーナリズムの衰弱と「報道協定」など青木氏が新聞に携わった50年間の歴史が時代とともに見えてくる。新聞販売の問題にも触れ「専売店と本社との関係は複雑微妙である。新聞社と専売契約を結ぶ独立経営体の販売店との間には、拭き難い不信感があるといわれる。本社は押し紙と称する増紙の押し付けなどを通して店の利益をしぼり取ろうとし、店側は補助金や拡材費の名目で本社からカネを引き出せるだけ引き出そうとするからだ。一方、大型拡材や無代紙の横行する販売競争、押し売りまがいの拡張団の使用を自粛する正常化申し合わせが絶対といっていいほど守られないのは、本社と店側とが責任のなすり合ってはいるものの実は、共犯関係だからである」―
新聞を離れると販売問題も見えてくるのだろう。

posted by 今だけ委員長 at 00:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍紹介
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