2007年08月09日

世界的イベントは「聖域」?

 TBS系列でもかなり宣伝をしている世界陸上大阪大会(正式にはIAAF世界陸上2007大阪:825日〜92日開催)のチケット販売が大分苦戦しているようです。
 産経新聞が「大阪市が各行政区ごとに販売枚数の一覧表を作成(いわゆるノルマを課している)」と報じています。大阪市では「ノルマはない」とコメントしていますが、陸上人気はともあれ莫大な経費捻出に回収が追い付かない状況になることは必至でしょう。

 このような事業は儲けを考えちゃいけないのでしょうが、昨年8月に行われたFIBA世界バスケットのことを思い出します。「世界バスケで赤字13億 協会幹部を刑事告訴へ」…
 世界的なスポーツイベントですからスポーツ協会の方々が気合いを入れて取り組むのは分かるんですけど、開催地(国)の人たちの関心度などリサーチをした上でイベント事業(72億円の予算ですから)として成り立つのかどうか?考えなくちゃいけませんね。今回もいろいろな所からの助成金で肥えた財団法人IAAF世界陸上2007大阪大会組織委員会(文部科学省管轄)の集客の目算は厳しくなるかもしれません。

  E@?m{ 


 そういえば先日大阪に行った際、道頓堀周辺に世界陸上のスポンサーの「ノボリ旗」が掲げられていました。さすがは読売新聞、お付き合いも大変でしょうね。
posted by 今だけ委員長 at 22:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ニュース
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