2007年07月13日

新聞社の出版物って奥深いなぁ

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広告月報 7月号
発行:朝日新聞社 定価250円

 朝日新聞社がこのような「広告専門誌」を発行しているとは全く知りませんでした。朝日新聞社広告部門の会報のようなものなのかなぁと思っていましたが、すごく中身が充実していて広告業界の方は必見という感じです。新聞広告を軸にしたコンセプトなので素人の私でもすんなり読める内容です。電話で注文しサンプル誌を送ってもらいました。

 7月号の特集は「いま、メディアの営業に何が求められているか?」。著名人6名のインタビュー記事は、クライアントや代理店の立場から広告営業への要望が寄せられています。
 
新聞産業全般について、いろいろとご助言をいただいている森内豊四さんも登場しています。「新聞広告の新しい意義を発掘し、知的で創造的な営業に期待」という観点でインタビューに答えています。
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 森内さんは言います「新聞広告は、プロモーションではなくコミュニケーションであり、機能だけではなく一定の使命がある。そう理解して、新聞社本位のスペースの売り込みから脱却し、広告主の目線と読者の息遣いをよりどころに、広告営業がより知的で創造的な仕事になることを期待しています」と。
 さらに森内さんは、新聞営業の基本は「読者」であって、購読料を払って読む読者はその新聞への信頼の度合いが違う―と新聞社の責任は記事にも広告にも(当然、販売行為も)あるということを述べられています。

 「広告月報」は年間購読が基本だそうです。ぜひご一読を。
posted by 今だけ委員長 at 20:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍紹介
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