東京に行くと必ず「R25」(アールニジュウゴ・リクルート社)というフリーペーパーを持ち帰っています。タダでこれだけクオリティの高いフリーペーパーは何かの参考になるのでは…というのがお持ち帰りの理由なのですが、仙台でも発行しないかなぁ。えっお前のところで作りなさいって。配るのはできますけどねぇ…つくるのはチョット。
その「R25」7月31日号のコラムにまたしても「蟹工船」のネタが…
先の日記に引き続き、このネタをアップしてみます。
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「蟹工船」はつまらない/高橋秀実
R25世代の間で「蟹工船」(小林多喜二著・新潮文庫)が爆発的に売れているとのウワサを聞いて、私も読み返してみることにいした。確か大学時代に読んだことがあるはずなのだが、内容をすっかり忘れていたのである。
つまらん……。
最初のページを読んで、早くも私は睡魔に襲われた。蟹を加工する船で働く労働者たちの過酷な状況が描かれているのだが、「糞」「腐った臭い」などの表現一辺倒。過酷というより無闇に過酷さをなぞっているようで、登場人物たちも皆、同じキャラクターに思えてくるのだ。
本当に売れているのだろうか?
続きは コチラヘ
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こんなコラムが都内とその周辺で入手困難なフリーペーパーに掲載されています。受け取り方はそれぞれ自由ですが、ネットと同じ「無料メディア」から放出されるコンテンツは、どこか斜に構えた論調が多いように感じてなりません。
まぁこんなのを多くの若者が無料で読んでいるわけです。金を出して読もうと思うか否かは皆さんのご判断で!