東日本大震災から2年、個人的に関わっているボランティア活動もやや落ち着いてきたことと、この4月の異動で11年ぶりに新聞販売現場(五橋支店)へ勤務することになったので、新聞販売店の日常をベースに「Re」なのか「2.0」なのかわかりませんが少しずつ発信していこうと思っています。
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「ちゃりーん」新聞から“心があたたかくなることば”を探そう!
春の新聞週間(新聞業界では春秋の2回、新聞週間と称してPR活動を展開しています)の初日となる4月6日、河北仙販榴岡支店(仙台市宮城野区・坪子正博支店長)の2階会議室で「ことばの貯金箱」ワークショップを開催しました。
白鴎大学講師でNIEアドバイザーとして活躍する渡辺祐子先生を講師に迎え、新聞紙面を使いながら親子で「ことば」を学ぶ講座。会場には約20名を親子に参加していただきました。
このワークショップは新聞紙面(記事見出しや広告)から「心があたたかくなることば」を探してハサミで切り抜き、「貯金箱」に仕立てたBOXに入れていきます。その際「ちゃりーん」と硬貨を入れたように号令を発し、ほかの参加者はその号令とともに拍手をするというルール付き。それから、B4用紙に切り抜いた見出しをバランスよく張り付けて作品を完成させたら、各自が思い思いに発表するというものです。机の上で作業するのではなく、ブルーシートを敷いて車座でやるところもポイントなのだそうです。
子どもたちが自分の作品を懸命に説明しようと考え、発する言葉の一つひとつがコミュニケーション力を高めることになるし、まずやっていて面白いんです(大人も)。
2011年に改正された小学校学習指導要領では、授業において「新聞」が指導すべき内容として明確に位置付けられ、多くの教科に盛り込まれました。学校で使われている「新聞」を家でも活用しない手はないと考え、販売店でも積極的にこのようなワークショップを開催していこうと考えています。
▽新学習指導要領とNIE(日本新聞協会HPより)
http://nie.jp/study/