7月31日付けで発行したミニコミ紙「河北かわら版」(発行 河北仙販五橋支店)を同日付け河北新報へ折り込みました。配布エリアが同支店管内のみなので、こちらにも掲載させていただきます。
これからも地域の皆さまの要望に答えるべく、さまざまなな企画を立てていこうと思っています。
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河北仙販五橋支店(小関勝也支店長)で7月26日、「ことばの貯金箱」ワークショップが行われました。片平丁小学校に通う児童と保護者14人が、新聞紙面から気に入った見出しや写真などを切り抜き、専用ノートへコメントを加えながらはりつけることで読解力が高まることなどを学びました。
講師は、ことばの貯金箱・夢プロジェクト代表で白鴎大学講師の渡辺裕子さん。渡辺さんは五橋中学校の教員も務めた経歴もあり、NIE(教育に新聞を)コンサルタントとして全国で活動されています。

▽合言葉は「チャリーン」
初めは照れくさそうにしていた小学5年の男子3人も渡辺さんの愉快な講話へ次第に引き込まれ、楽しんで作業をしていました。「言葉は何のためにあるの?」という渡辺さんの問いかけに、「自分の気持ちを伝えるため」と答える児童たち。「せっかく自分の気持ちを伝えるのなら人を幸せにするために使いたいよね」とのアドバイスを受けて、新聞のページをめくって気に入った言葉を探していきます。ルールは切り抜いた紙面を貯金箱へ入れる際に「チャリーン」という合言葉を大きい声で元気よくいうこと。切り抜いた文字を専用ノートへレイアウトを考えながらはりつけていきます。

できあがった作品の発表コーナーでは、「家ではあまり新聞を読んでいなかったけれど、じっくり新聞を読んでいろいろな発見があった。ぶっちゃけ来てよかった」という感想も寄せられました。
▽広がる「ことばの貯金箱」

▽読み解く力 新聞で養う

例えば小学校の教科書では、新聞編集の仕方や記事の書き方に目を向けさせ、2つの新聞を読み比べながら児童に表現方法の違いなどを学ばせています。こうした学習を繰り返すことですべての学習に必要な「読み解く力」をおのずと養うことができます。
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河北仙販五橋支店では、読者の皆さまの「声」にできるだけ答えようと「被災地応援バスツアー」などのイベントを企画してきました。引き続き、今回のようなワークショップを定期的に開催したいと考えていますのでぜひご参加ください。また、「こういう企画を考えてほしい」などのご意見もいただければ幸いです。(小関勝也)