2007年07月30日

参院選  予想を上回る自民大敗

 参院選の投票結果を速報するテレビから目が離せません。
最終の投票結果はあすの朝刊できちんと確認することにして、明日の紙面の見出しは「民主勝利」というよりは「自民大敗」になるのかなぁ。

 各紙の分析、解説を楽しみにしたいと思いますが、自分が感じた点をひとつ。
 結論から言うと前回(小泉前首相)の郵政民営化解散総選挙の時のように、自民党(飯島秘書官や世耕首相補佐官らの)の戦略に踊らされたメディアが、今回はしっかり問題点を追及し、報道をしたという点ではなかったかと思います。

 前回の選挙はあまりにもひどかった。「造反議員」や「刺客との争い」がワイドショー化されて、新聞社の姿勢も郵政民営化の是非について軸足を置けずに中途半端な報道に終始したわけです。メディアはその使命も果たさず、国民をバカにしたネタを垂れ流しをしていた。

 こうしたメディアが自らの役割を果たさずに「小泉改革」を持ち上げた結果、さまざまな格差が広がっていることは周知のとおりです。
 そのような反省からか、今回の選挙では地方紙を中心に選挙の争点整理や安倍政権の狙い、憲法改正などブレずに報じきったのではないかと思います。
 オールドメディアの力が感じられた選挙でした。
posted by 今だけ委員長 at 00:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信
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