2007年07月06日

どじょう(鰌)が料理されると「どぜう」になる

 昨夜は会議の打ち上げで、浅草「駒形どぜう」に行ってきました。

 江戸っ子はどぜうを食べながら熱燗でキュッと一杯いくのが通なんだとか。どぜう鍋は生きたどじょうを酒につけ、臭みを取ったところで甘味噌仕立てのダシで煮込んだものを、炭火の上の鉄鍋に並べてネギをたっぷりのせて食します。牛蒡のささがきをのせるのも甘みが出てグッド。
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 老舗の「駒形どぜう」。創業は享和元年(1801年)1月、徳川11代将軍家斉の時代から続くこと約200年。現在の店主、越後屋助七さんは六代目。
 創業時は「どぢゃう」という看板をあげていたそうですが、創業5年目に火災で店を再建したときから、当時の有名な看板書き「撞木屋仙吉」に頼んで奇数文字で「どぜう」と書いてもらい、この看板が評判を呼んで店は繁盛。江戸末期には他の店も看板を「どぜう」に書き換えたそうです。

 ひと昔前までは、身近な川や沼にも生息していたどじょう。最近は貴重な食べ物になってきましたね。
posted by 今だけ委員長 at 08:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信
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