今週の火曜日から1週間のロングラン出張!初日は長崎でまじめな(いつもですが)会議、二日目は佐賀の仲間(お世話になりました)と飲んだくれ、3日目は京都で会議、そして今日から沖縄(本土復帰35周年祈念式典&平和行進のため)へ来ています。
いま、ホテルに帰ってきたら「本日、国民投票法案が参院委員会可決14日にも成立」というニュースが。
安倍総理もお爺ちゃんの夢を追いかけるのはいい加減にしろ!と怒り心頭です。国会議員の皆さん、アメリカ属国への道をそんなに急いで突っ走ってどうするんですか?
憲法記念日にあわせて多くの新聞が特集組んでもこのような問題が注目されることが無くなってしまっている。村上ファンドのような経済的問題よりもむしろ重要だと思うのですがねぇ。「左右」へ偏らないようにというか、紙面でイデオロギー的な捉え方をされまいとすることも分かりますが、、もう一歩踏み込めていないように感じます。残念ですが(点を打つと概要が長すぎますになるので打てませんw)
いろいろ理屈はあるのでしょうけれど、この法案可決のツケを誰が責任を負ってくれるのか?今のだらしない議員を選んだ私たち国民にあるんですかねぇ。無関心な国民に。国民と言われるのが嫌な方は国籍を移すしかありませんが、これを「選挙権のある成人の自己責任」とでもいうのでしょうか。
平和記念像:1945年8月9日午前11時02分に投下された原水力爆弾によって死者7万3千余人、傷者7万6千余人の犠牲者がでた。不戦の誓いを平和への願いをこめて1955年8月8日に建立された記念像。
長崎に来て会議の合間に平和記念公園を散策してきました。あらためて平和への誓いをしたのですが、仙台とはまた違った平和への願いが被爆した長崎には浸透しています。
原爆資料館には日本非核宣言自治体協議会加盟都市のリストが展示されているのですが、宮城は平和宣言率が68%。自治体37のうち25の県内の市町村が平和宣言をしているのですが、残りは(ここも点かなぁ)
原爆投下地では修学旅行に来ていた小学生の一行が、「誓いの言葉」を一人ずつ述べていた姿がやけに印象的でした。
教育基本法もおかしな状況へと話が進み、教科書から第二次世界大戦の歴史を記した教育カリキュラムが削られようとしています。広島や長崎での惨事が教科書から消えてしまえば、この平和への願いが浸透している都市に訪れることも無くなるかもしれません。
知らなかったでは済まされない問題が着々と進められていることを「どういうところが問題なのか、危ういのか」を新聞に伝えてほしいと願っています。