遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。2005年8月からスタートした小ブログも今年で10年になります。細々とではありますが、これまで同様「曲げない」で発信していこうと思います。どうぞよろしくお願いします。
あまりネタもないのですが、フェイスブックなどで友人から教えていただく社会や政治の問題、そしてマスメディアに関する論考などを眺めていたら、池上彰さんってすごい人なのだなぁと改めて感じたインタビュー記事を発見しました。
▽産経さんだって人のこと言えないでしょ?(iRONNAより)
http://ironna.jp/article/828
「そんなこと教科書通りだろう」とふんぞり返る新聞社のお偉いさんの姿がなんとなくイメージできますが、「知ったかぶり」の人たちこそ実は現場のことを何にも知らないと思うのです。虚勢を張って見たところで、(最近は時代の流れとは言わないようにしました)新聞から離れていく人たちを止めることはできないわけで、それを販売関係者だけのせいにして本質を捉えようとしない業界体質が問題なのだとずっと言い続けているのですが・・・自身の力不足を感じつつ「なんも」変わらないわけです。
朝日新聞の「W吉田問題」で販売店(ASA)はだいぶ苦労しているようです。昨年末のABC部数(宮城県内)を見ると、これまで地元紙に次ぐ発行部数を維持していた朝日が、読売に逆転されるという現象も起きています。
まぁ読者からすれば「そんなの関係ない。良い紙面を作って」となるのでしょうけれど、販売現場では(朝日が反転攻勢に出て)「また荒れるな」という話が漏れ伝わります。少なくなるパイを奪い合うための「拡材(サービス品)戦争」は永遠に続くのです(笑)