
誤りはしっかり検証して謝罪、訂正すべきですが、だからと言って生活者が朝日新聞に期待しているであろう「権力の監視」の手を緩めるようであってはいけません。安倍政権の広報紙とも思えるようなY紙やS紙(スポーツ紙じゃありません)の攻勢など相手にせず、おもねらない紙面で信頼を回復してもらいたいと思います。

▽真実を探すブログより
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3834.html
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きのう、フェイスブックで以下のブログをシェアしたところ、尊敬する方からコメントをいただきました。
▽朝日新聞叩きで紙メディア全体の信用が失われている(Taejunさんのブログより)
https://note.mu/taejun/n/n9323a566b17c
(諸兄からの返信)
朝日新聞をかばうつもりは寸毫もない。
しかし、朝日叩きを見ていると反吐が出る。
この問題に限らず、何かを、誰かを、そして他国を叩くことによって、自らの優越感を得るような風潮が蔓延してきていることに大きな危惧感を覚える。
Facebookがそのような風潮を拡大する場と成っていることにも不快感を覚える。
「日本のメディア全体の信用が問われている」という指摘は的を射ていると思う。
(本文より引用)
朝日を叩いているメディアのうち、結構な数が、(おそらく当の朝日よりも)トンデモ記事をより多く日々量産している。起こっている事態を100歩くらい離れて遠くから見ると、「目くそ鼻くそを笑う」を壮大なスケールで行っているわけで、結果として読者の目に明らかになるのは、「紙メディアってどこも信用できないんだね」ということだ。
フェイスブックなどのソーシャルメディアによって『問題点の本質を整理せずに』拡散・シェアすることは、情報提供の機会を増やすことよりも「やじ馬」を煽るだけにしかならない―と受け止めました。
感覚でものごとを判断するのは大人げないことであって、インターネットで発信していくことの責任というか、情報リテラシーの重要性を指摘してもらいました。情報リテラシーの習熟に努めながら、やじ馬にならないよう販売現場からの真実をこれからも発信していこうと思います。
私は九州でブロック紙の小さい販売店を経営しております。
さて、今回の朝日の件ですが、まぁ、うちの系統の担当さんも、朝日の動きや止めの数字など細かいことを気にしておられます。
「対岸の火事」ではなく、「明日は我が身」の考えはないのかと不思議でなりません。
うちの読者からも「もう、新聞自体が信用できない。どこも同じようなもの。これを機に購読をやめる」という連絡もありました。
新聞業界全体で今回の問題を機に、販売や紙面すべての問題に真剣に取り組んで頂きたいものです。
コメントありがとうございます(気づくのが遅れて申し訳ありません)。
まさにおっしゃる通りと思います。
販売現場では全国紙vs地方紙のような競争がなくなることはないと思いますが、無購読者への対策に業界あげて取り組まなくちゃいけないのに…。と残念に思っています。