今週から日テレ系で放送されている読売新聞のCMはイイなぁと思います。
YC見守り隊」のテレビCM(読売新聞CMギャラリーより)
「配達で、街の安心を見守りたい」というコンセプトは、読売新聞販売店に限らず各系統の販売店でも(温度差はあれ)掲げており、実際にマニュアルを作って取り組んでいます。しかし、読者からすると販売店がそのような活動をしているという認識はとても薄い。紙面で一度紹介したくらいでは読者にすら浸透しないし、「共感を得る」までのイメージ戦略は“広報と現場のギャップは埋まらないまま”となってしまうものです。これってとても残念。
以前から読売新聞のテレビCM「配達する力 時事川柳」編や「配達する力 エア配達」編を拝見するたびに、「(新聞の流通部門全体として)コンセプトはすばらしいけれど現実とのギャップをどう埋めるか」と個人的に感じていました。「新聞って、新聞販売店の人たちってこうなんだよ」というイメージを訴求する気持ちはその通りなのだけれど、これまでの販売店のダーティーなイメージを一新するための施策はどうか・・・。スタッフ不足に悩む販売店の現状などを考えると、このような素晴らしいCMを多くの方に共感してもらう(してもらいたいと思っています)には、まだまだ改善しなくちゃいけないことが多そうだなと思ったりします。
これからも企業間の販売競争は続くのでしょうが、宅配網の役割や価値を産業全体として浸透させることって不可欠であるはず。でもそこには流通部門だけでは・・・という限界もある。ふんばっていくしかないですね。
▽読売新聞CMギャラリー
http://www.yomiuri.co.jp/cm/
2014年02月23日
自社ブランドのイメージ戦略は重要な広報活動
この記事へのコメント
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Posted by コピーブランド at 2014年04月30日 14:57
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