もっと早くアップしたかったのですが、「公言禁止令」が出されていたので、“サラリーマン”の今だけ委員長も河北新報社の「プレスリリース」が出されるまで自重していました。昨年3月11日の東日本大震災で閉鎖を余儀なくされた「読売新聞仙台工場」(仙台市宮城野区苦竹)での印刷作業が途絶えた時点で、報知新聞労組の関係者からいろいろと話をうかがっていたので、“いずれこうなる”とは思っていました(正式には今年7月末に読売から報知新聞印刷の要請があり、9月に本契約)。
これまで報知新聞の印刷を担ってきた郡山工場では、(東北六県への)輸送時間の問題で読売ジャイアンツのナイター戦の完全掲載ができないことや今年は読売ジャイアンツの優勝(相当の圧力によって)が確実になってきたことなどから(この優勝を記念に同社の老害が引退をしてくれるとイイのですが…)、同工場では読売ジャイアンツのファン層を多く抱える報知新聞からの要望に応えられなくなっていました。
当面は、夏季(ナイターシーズン)は14,000部、冬季(プロ野球のオフシーズン)は16,000部を2015年2月末まで受託印刷するとのこと。
さて、販売店からすると“すんばらしい輪転機”の対応力があれば、さほど気にするものではないのですが(新聞社にも儲けていただかないと…でも実際に作業をするのは河北新報印刷の皆さん)、私たちがいう「本紙」(河北新報)の販売店着が遅れてしまっては元も子もありません。というか、3月に読売新聞の受託印刷をスタートした時点から毎週末は相当の遅れが生じています。
「ことあるごとに(店遅れを是正するよう)改善を求めている」とエライ方々には尽力していただいているようですが、なかなか「改善」は難しいようです。この状況が続くと、企業内における「慢性化」が進み、読者からそっぽを向かれてしまうのではないかと懸念しています。
新聞社間の受託印刷は時代のすう勢とも相まって、受け入れる側に「利益」をもたらしますが、その受け入れ態勢のシステムを軽んじて“ケチって”しまうとちゃぶ台返しを食らうことになりかねません。
新聞を愛読していただいているシルバー世代は、「決まった時間」に新聞が手元に届くという習慣が、継続購読(もちろん新聞に対する信頼性も)の土台を築いているということを新聞社の方々に僭越ながら「ひと言」伝えたいのです。
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さすがに早い。業界紙の文化通信社さんがこの情報をアップされています。
▽河北新報、スポーツ報知の印刷を受託 東北3県向け(文化通信 10/16付)
http://www.bunkanews.jp/news/news.php?id=13129
本日、朝刊の店着は4時30分でした。最悪です。全国紙の配達員は3時過ぎには配達を始めているのに、河北は4時を過ぎても新聞が来ないんですから。今朝の店着は4時30分ですよ。トラックから新聞を降ろしてチラシを入れて・・・配達に出たのは5時過ぎでした。時間指定(5時までに配達と5時30分までに配達)のお宅もあるのですが、店着が4時半で、配達に出るのが5時過ぎでは無理です。ちなみに、今朝の配達終了は6時45分でした。
社員さんから「配達のスピードアップ」をするように言われたのですが、事故を起こすのがこわいので、無理はしないようにしています。
全国紙のように新聞の店着が2時台だったら、落ち着いて配達ができるのに・・・河北は全国紙より1時間半から2時間は店着が遅いです。
ロンドン五輪の頃、日経と河北をとっているお客さんから「河北は遅い!」としかられました。店着の遅れが原因だったのですが、お客さんは、新聞の遅れは「配達員のせい」だと思いますからね。
新聞屋だったら、2時か3時に新聞がきて当たり前だと思うのですが。
日頃から配達業務を担っていただきどうもありがとうございます。
新聞の店着遅れの問題は、新聞社の方々に当事者意識が薄いため表面上の改善策は発表されるものの、一向に現場の改善にはなっていません。いわゆる読者の側を向いていないと言わざるを得ません。
こういう私もデリパルさんをはじめ配達従業員の皆さんからすれば「雇用主の側」だと思いますので、このようなことを述べても言い訳にしかなりませんね。申しわけありません。
ただ、これから冬場に向かい安全第一で配達作業に取り組んでいただきますようお願いします。
今後ともよろしくお願いします。