仙台市内の一部地域を対象にチョッと変わった新聞折込チラシ(最近はフライヤーと呼ぶらしい)が折り込まれました。
「ソフトインワンなら朝が変わります!うれしいサンプル付き!」と記されたその広告は、ライオンのシャンプー「Soft in 1(ソフトインワン)」の試供品(10ml×2ヶ入り)が“のり付け”されたチラシ(B3変形)で、春らしいスカイブルーを基調にしたデザインで3人の読者モデルさんが登場するフライヤー。4月10日の朝刊折込。
販売店からすると、折込丁合機で作業ができないため手組となり配達作業も大変なのですが、読者からすると「おやっ」と注目されること間違いなしです。今のところ破損による液もれなどの連絡もなく、新聞購読者へきちんと届けられました。
今回のようなサンプルを新聞に折り込んで配布するという広告手法もさることながら、読者に対しては付加価値の提供ともなり得るので一石二鳥だと思うのですが…。
新聞配達のインフラに『モノを乗っける』というビジネスも開拓の余地があると思います。販売店ももっと間口を広げて宅配網を活用していきたいものです。
試供品はコレ↑
ただ、販売店の宅配スキル向上が前提となりますが・・・
過去にはフライヤーをクリアホルダーに入れて折り込んだ事があります。
>宅配スキルの向上が前提となりますが…
まさにその通りですね。新聞配達は(長くても)120分以内に配りきれる部数(エリア)設定とバイク(自転車)に積めるだけという、時間的かつ物量的な制限がありますから、サンプルの受け入れにも上限があると思います。
もっと言うと、これからは新聞にそれぞれ届け先がタックシールで指定されて、新聞の中身が読者が選んだ紙面になったり、フライヤーも希望するものを届けるという作業になってくるのではないかと感じています。