驚いたのは、おととい東京で開かれた新聞労連の会議で伺ったのですが、「新会社の経営陣には西島謹二氏が名を連ねる」ということです。西島氏は奈良新聞社の取締役会長を務めていた当時に、「阪神・淡路大震災」(1995年1月17日)に際し、被災者へ義援金を贈ろうと市民に対し、紙面や主催イベントなどで大キャンペーンを展開したのですが、集められた義援金を横領した事実が発覚。1998年2月には辞任に追い込まれたという経歴の持ち主。このようなモラルを欠いた人物が新聞社経営に参加するということに違和感を覚えました。その他の経営陣には自民党奈良県連の幹部もいらっしゃるようです。
関東、関西、北九州などの大都市圏は、全国紙の印刷拠点もあり熾烈な拡販競争が歴史的に続いてきました。それぞれの地方紙は全国紙の攻勢に押され、厳しい経営を余儀なくされています。
昨年9月に休刊した「みんなの滋賀新聞」もわずか半年足らずで経営不能、従業員の全員解雇となるなど、この時代に新たな新聞を発行する難しさを近間で見ながら、西島氏が率いる奈良日日新聞がどのような形で再スタートを切るのか見守りたいと思います。
最近あれこれ新聞の暗部について書かれていますが、まだまだこの業界はいいと思います。経営すると、本当に実感します。ある程度は、長いものには巻かれたのがいい部分がありますけど・・・労務難・消費税・無読、、、色々懸案ありますが、暮らしてはいけると思います。若手店主も少なくなってきていますが、逆に絶好の好機と捉えています。
新聞の暗部については、最近ではなく以前から「正すべきところは…」書かせていただいております。
販売店の経営については、部数を維持していくためには地域コミュニケーションが必要―と思い返した方々が増えてきたのでしょうか?しかし、私の住んでいる街では「戦後最長の好景気」という実感はありませんし、生活は十分していけますが年々厳しくなっているというのが実情です。
でも、マイナス思考になるのはダメですね。ポジティブに行きたいと思います!
ラルを欠いた人物が作る新聞に中正公平があるのか
疑問に感じています
いまだに
コメントありがとうございます。
2006年10月のエントリーにコメントを寄せていただけるとは恐縮です。
この書き込みで取り上げた状況が、いまだに変わっておらずより深刻な状況に向かっていると感じています。局地的にはヤクザよりひどいと聞いています。