2011年09月23日

ラーメンがのびるまで週刊誌を読んだ/復興の書店

coverpage.jpg きのうの昼食時、勤務先の近くのとあるラーメン店で手にした週刊ポスト
 「どれどれ、袋とじの小向美奈子のエッチ写真でも…」とページをめくっていたら、「本に生かされた人々の記録 復興の書店(稲泉連)」という連載に目がとまりました。

復興の書店.jpg パラパラめくると河北新報社(河北出版センター)が発行した報道写真集「3・11大震災 巨大津波が襲った 発生から10日間 東北の記録」(1000円)が紹介されていました。6ページもの内容で、ほぼ実名で書かれているルポルタージュ。
 「おぉ〜すごいな、週刊誌でも真面目な写真集を取り上げるのか…」と思いながら、記録する使命感・義母を背負った中国人妻・みな泣きながら取材した―という小見出しにつられて読みはじめると、三陸新報が紙面で連載(22回)した「巨震・激流 その時記者は…」にその多くのスペースが割かれていました。これを読んだら三陸新報の写真集「巨震・激流」を買わずにいられないと感じるほど。そうこうしている間にラーメンが「汁なし」に変わっていたことは言うまでもありませんw

 震災から半年。被災地の多くの人たちは「忘れたい」と思っています。でも、この東日本大震災を被災地以外の人たちは「忘れないでほしい」と願っています。やはり体験者が書き残したり、語り継いでもらいたい…。忘れちゃいけないんですよ。

posted by 今だけ委員長 at 23:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍紹介
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