きのうの昼食時、勤務先の近くのとあるラーメン店で手にした週刊ポスト。
「どれどれ、袋とじの小向美奈子のエッチ写真でも…」とページをめくっていたら、「本に生かされた人々の記録 復興の書店(稲泉連)」という連載に目がとまりました。 パラパラめくると河北新報社(河北出版センター)が発行した報道写真集「3・11大震災 巨大津波が襲った 発生から10日間 東北の記録」(1000円)が紹介されていました。6ページもの内容で、ほぼ実名で書かれているルポルタージュ。
「おぉ〜すごいな、週刊誌でも真面目な写真集を取り上げるのか…」と思いながら、記録する使命感・義母を背負った中国人妻・みな泣きながら取材した―という小見出しにつられて読みはじめると、三陸新報が紙面で連載(22回)した「巨震・激流 その時記者は…」にその多くのスペースが割かれていました。これを読んだら三陸新報の写真集「巨震・激流」を買わずにいられないと感じるほど。そうこうしている間にラーメンが「汁なし」に変わっていたことは言うまでもありませんw
震災から半年。被災地の多くの人たちは「忘れたい」と思っています。でも、この東日本大震災を被災地以外の人たちは「忘れないでほしい」と願っています。やはり体験者が書き残したり、語り継いでもらいたい…。忘れちゃいけないんですよ。
2011年09月23日
ラーメンがのびるまで週刊誌を読んだ/復興の書店
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック