2006年07月16日

労働組合の役割とは何か? 書く側と書かれる側を内部から検証!

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岩城ゴルフ場問題・虫けらの魂
内側からの報告―報道の姿をめぐって―
編集・発行:秋田魁新報労働組合 350円

 1987年10月、秋田魁新報社出身の市川雅由氏が岩城ゴルフ場(秋田魁新報の関連会社)の改修工事をめぐる新聞社と行政の癒着を告発した小説「虫けらの魂」を、同社労働組合が自社の報道姿勢を検証した報告書。
 「同社首脳が県に強引に予算化させ、本来ゴルフ場が施工しなければならない工事を県単独事業として行わせた」という市川氏の告発によって、全国紙が相次いで同社と県側との癒着を報道する中、組合員がこの事態にどう対処してきたのか…その葛藤を労組役員が記している。

 同社経営陣の責任は免れないが、「新聞社を叩く」ことに固執した同業者が、事実を大きく捻じ曲げて報道したことにも言及。ノンフィクションライター佐野眞一氏に対しても「虫けらの寄生虫」と称して反論をしている。また事実を歪曲して報道するメディアに対して、あらためて自分たちの報道姿勢はどうだったのか―自戒と反省の弁も込められている。

 多くの新聞社(特に地方紙)はその地域の文化・スポーツの振興を経営の理念としている。しかし、新聞社として行政側との距離感はキチンと保たなければならないのだが、地域振興の名のもとにこうしたケースが生じるケースは表面化しないだけで結構あるのではないだろうか。
 新聞社の収入は購読料収入と広告収入で成り立っているが、広告内容に虚偽の疑いがあっても売上を伸ばすためにチェック機能が甘くなることもあるだろう。行政側からの発注も増えている。社会保険庁がアイドルを使って「一般向け国債の販売促進」をPRしているが、国債の元本保証について危機的状況にあると囁かれている最中、税金を使った全面広告の発注をどう捉えているのだろう。

 新聞の生命線である「信頼」を新聞人が忘れてしまっては、読者離れに拍車がかかるのは当然のことだろう。

posted by 今だけ委員長 at 11:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍紹介
この記事へのコメント
解説の文章を自分で読み返しなさい。
何語で書きましたか? 日本語じゃないよね?
ウソ! 日本語のつもり???
小学校を出直しなさい。
Posted by バカ秋田 at 2008年09月10日 22:07
バカ秋田さま

ご意見ありがとうございます。
Posted by 今だけ委員長 at 2008年09月11日 09:59
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