18日朝のツイート(新聞記者の方)をながめていたら「きょう、朝日新聞電子版の記者会見がある。1社1名のみしか入れないとか…」という書き込みを発見。「いよいよ来たか」と感じられた方は少なくないと思います。
今年4月からリリースするはずだった朝日新聞の電子版「朝日新聞デジタル」は、販売店の協力が得られず約2カ月ずれ込んだものの、「産みの苦しみ」?を経てスタート。7月までは無料なので、とりあえず登録してみましたが、どんなコンテンツが展開されるのか期待しながらウォッチしていこうと思います。
▽朝日新聞が電子版「朝日新聞デジタル」 7月末まで無料(朝日新聞 5月18日付)
http://bit.ly/j3MhlT
▽iPadでも、Androidでも――有料電子版「朝日新聞デジタル」創刊(ITmedia 5月18日付)
http://bit.ly/mM9aKT
料金は日経と同じで、「紙」の定期購読者はプラス1000円。デジタル版のみは3800円でセット価格よりは若干安い(125円)設定です。いずれコンテンツの内容次第ということになるのでしょうが、あまり盛りだくさんでも人は1日24時間しかないわけですから、過去記事やデータ検索が充実するとイイかもしれませんね。あと写真アーカイブも欲しい。
日経は経済紙という専門性を売りにしたコンテンツが投資家などに好評のようですが、一般紙の朝日新聞が紙でも、デジタルでもその料金に見合うものを打ち出せるかが大きな課題でもあり、個人的には期待のようなものも抱いています。
朝日新聞デジタル版の話題がネット上で大きく紹介されている一方で、産経新聞(Sankei Biz)が読売新聞の発行部数が1千万部を割ったことを報じました。
▽変化する新聞業界 読売1千万部割れ、朝日は電子版創刊(SankeiBiz 5月19日付)
http://bit.ly/mhxN94
東日本大震災の影響によって前月比で7万部減少(ABC協会発表)したことが原因ですが、この時期に多い部数整理も重なったのでしょう。現場では「やっと重い鎧を脱げた」(YC店主談)という意見が大半のようです。今回の部数調整によってホテルなどへ無料で配っている新聞もなくなるかもしれませんね。
やはり今回の震災は、メディアの再復興という意味でも大きなチャンスのように感じます。
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未読本の山が…
震災前にアマゾンや日本新聞協会へ注文した本がページをめくることなく積み重なってきました。休日は避難所回りと娘の遊び相手でなかなか時間が取れないことに加えて、年齢のせいでしょうか、布団に入るとものの1分で寝てしまうため「ゴロゴロしながら読む」ことができなくなってしまったことも理由の一つですが、それよりも「読もう」という意欲のようなものが最近薄れていることが大きな原因だと感じているこの頃です。 よし、もうチョットふんばらねば!
追記:読み終えた新聞の整理をしていたら、付箋された新聞を発見。ちょうど1カ月前にツイートしたネタでしたが、とても印象に残ったインタ記事でした。