2011年02月13日

買い物難民対策「家まで商品を届けよう」に新聞販売店の活用を!

 高齢者を中心に食料品などの日常の買い物が困難な「買い物難民」が深刻な問題になっています。核家族化が進み外出が不自由な独居老人世帯が増えていることや、地域商店の閉店による「シャッター商店街」、バスなど公共交通機関の不採算路線の廃止などがその原因です。
 全国に約600万人もいると言われる「買い物難民」の生活支援策として経済産業省では、「買物弱者応援マニュアル」を昨年12月に発表。インフラを構築するための助成金3億円(事業所への上限1億円)を予算化したことなどから、大手スーパーや広告会社に物流会社、IT関連の新興企業などが大きなビジネスチャンスと捉え、積極的な姿勢を見せているようです。


▽ファミマと毎日新聞が宅配事業の実験を開始・「買い物弱者」対策で(Garbagenews.com 2010年11月26日付)

 http://bit.ly/g9bIi7
▽「買物弱者応援マニュアル」(経済産業省 2010年12月10日付)
 http://bit.ly/eOaJj5
▽都市再生機構、NTT東やセブンイレブンと光回線を利用した高齢者向サ−ビス(マイコミジャーナル 2月2日付)
 http://bit.ly/dR1O2c
▽ヨークベニマル 組織変更ニュースリリース(2月7日付)
 http://bit.ly/i2qzq8
▽注文受け買い物代行 藤崎系スーパー 仙台・泉パークタウン(河北新報 2月11日付)
 http://bit.ly/gy0YeV

 新聞販売店にもいろいろなところからオファーがきているようです。販売店の得意とすることを5つくらいにまとめてみると@小回りのきく宅配網を有している(地域インフラ)A顧客のデータベースを所有B店舗(集荷拠点)があるC営業スタッフが宅配だけでなく集金も行えるD折込チラシなどとの連携―などがあげられます。既存のインフラに乗せるのが一番コストのかからない方法ということもあって、売上の減少に苦しむ販売店にとっても悪い話ではないはず、と提案してくる業者も少なくないと聞きます。
 ですが、この手の話は発行本社の許可なくしてできないことなので、「そんな副業を考える前に紙を増やせ(発行本社の方は読者とは言わずに紙といいます)」となる可能性の方が大きいと思いますが、販売店が物流会社として生き残っていくためのビジネスチャンスなのです。かなり前から言い続けていますがw
 そうだ、担当員を口説くのにこんな提案はどうでしょう。「食材を届ける際の宅配料を自社の新聞購読世帯は半額にして読者増を図る」とか。


 業界紙の東京情報(1月31日付)に、地域のスーパーマーケットと提携して食料品の買い物代行サービスをしている新聞販売店(福島県いわき市/YC平谷川瀬・福園雅博所長)が紹介されていました。「すかいらいなぁ」と名付けられたこのサービスは昨年10月からスタート。会員登録制ですが会費無料でなんと配達料も無料。提携するスーパー「スカイストア」からの手数料だけで、これまでのところ採算は取れていないとのこと。ほとんど読者サービスですね。
 サービスの仕組みは、@販売店が作成したカタログを見て会員(会費無料)は専門用電話に申し込む。申し込み時間は月・水・金の午前7時〜12時A販売店は注文をスカイストアへファクス連絡Bスカイストアは顧客別に袋に入れて販売店へ午後1時までに納入C注文を受けた商品を当日の午後2時〜4時に販売店担当者が届ける―というもの。
 カタログの末面にはミネラルウォーターやトイレットペーパーなどを掲載し、物販にも力を入れているそうです。新聞の主たる購読層であるシルバー世代にとってはありがたいサービスだと思います。


 もうひとつ、読売新聞販売店のネタですが、埼玉県所沢市内を配達エリアとする読売新聞販売店(16店舗)が、広告チラシ配送及びそれに付随する情報提供サービスとして登録者の自宅へ週3回、チラシをポスティングする「インフォメーションパック」を3月9日からスタートするそうです。リクルートの「タウンマーケット」がサービス中止をした分野に“もち屋”の販売店が乗り出してきた格好になるのですが、販売店が取り扱う広告チラシは「新聞に取り込んで届ける」ことを前提にしているので、インフォメーションパックを一つの媒体として登録、新聞とは別にチラシを受け付けているのかなぁ…その辺の問題をどうクリアしたのか興味のあるところです。でも広告主からすると「チラシが欲しい」という方に届けてもらえばよいわけですから、広告主に対するサービスの間口を広げたことは確かです。
 リクルートでは週1回しかできなかったチラシのみの宅配(無料で)を週3回配るYCの配達網のがんばりに期待したいと思います。1区域の配達部数に1割程度(1区域150部とすると15件)であれば通常の配達網に載せてもそう大きな負荷にはならないでしょうから。
▽インフォメーションパックHP
http://tz.i-pack.info/top.htm



posted by 今だけ委員長 at 00:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
こんにちは!!
2時半に起きたいのですけど
どーすればなれるようになって
体に染み付いて
起きられるようになりますか?
Posted by 新聞さん at 2011年02月24日 00:32
新聞さん!コメントありがとうございます。
2時半起きですか。お疲れさまです。
生活習慣を変えるしかないのですが、これといって秘訣はありません。早寝・早起きしかないのかと。
がんばってください!
Posted by 今だけ委員長 at 2011年02月25日 00:17
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
ツイート
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。