2006年05月13日

仙台市民に新聞特殊指定「見直し反対」をアピール

 今日は仙台市青葉区にある地方紙社屋の会議室で、日本新聞労働組合連合(通称:新聞労連)の下部機関にあたる東北地方連合の会議に参加してきました。
 先月の八戸会議に引き続き、会議開催前に仙台市内の繁華街3箇所で、新聞労連作成のリーフレット(新聞特殊指定の見直しを反対する)とポケットティッシュを1,500セットを昼食時間帯に行き来するサラリーマンなどに配布、あわせて「新聞特殊指定見直し反対」の署名活動に取り組んできました。

ビラまき 001.jpg   ビラまき 002.jpg

 東北地方で発行されている新聞社(地元紙)の社員と新聞販売店労働者、そそて仙台市内で放送・出版・音楽家の分野で活躍する組織からの参加もあり、総勢40名での活動となりました。
 署名をお願いした市民からは、さまざまな意見が寄せられましたが、中でも印象に残ったのは「新聞は戦前、間違った方向に進んでしまった。今回は間違った方向に進まないよう、働いているあなた達がしっかりして欲しい」と語っていただいた年配のご婦人のひと言。

 ほとんどの方が「特殊指定って何?」という眼差しで、リーフレットの説明書きをチェックしていました。

リーフレット.jpg


 リーフレットには「新聞販売正常化の実現に向けて、ルールを順守したセールスに取り組むよう新聞経営者に訴えます」、「これまで守られなかった販売ルールの順守を実現するため、部数第一主義からの脱却を新聞経営側に訴えます」と表記されています。配布行動に参加した方々は、リーフレットに記されている内容をひと言ずつかみ締めながら、市民に新聞特殊指定の見直し反対を訴えました。
posted by 今だけ委員長 at 01:01 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
地方紙の読者は、新聞が果たす本当の役割を分かっていらっしゃる方が多そうですね。
Posted by newspaper at 2006年05月16日 04:03
newspaperサン!コメントありがとうございます。
地方ではその土地の新聞社が地域密着の事業を手掛けたり、「お爺ちゃんの代から○○新聞」という愛着というかブランド力があるからではないかと思います。でもその信頼を裏切ってはいけません。
Posted by 今だけ委員長 at 2006年05月16日 10:10
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