先月の八戸会議に引き続き、会議開催前に仙台市内の繁華街3箇所で、新聞労連作成のリーフレット(新聞特殊指定の見直しを反対する)とポケットティッシュを1,500セットを昼食時間帯に行き来するサラリーマンなどに配布、あわせて「新聞特殊指定見直し反対」の署名活動に取り組んできました。
東北地方で発行されている新聞社(地元紙)の社員と新聞販売店労働者、そそて仙台市内で放送・出版・音楽家の分野で活躍する組織からの参加もあり、総勢40名での活動となりました。
署名をお願いした市民からは、さまざまな意見が寄せられましたが、中でも印象に残ったのは「新聞は戦前、間違った方向に進んでしまった。今回は間違った方向に進まないよう、働いているあなた達がしっかりして欲しい」と語っていただいた年配のご婦人のひと言。
ほとんどの方が「特殊指定って何?」という眼差しで、リーフレットの説明書きをチェックしていました。
リーフレットには「新聞販売正常化の実現に向けて、ルールを順守したセールスに取り組むよう新聞経営者に訴えます」、「これまで守られなかった販売ルールの順守を実現するため、部数第一主義からの脱却を新聞経営側に訴えます」と表記されています。配布行動に参加した方々は、リーフレットに記されている内容をひと言ずつかみ締めながら、市民に新聞特殊指定の見直し反対を訴えました。
地方ではその土地の新聞社が地域密着の事業を手掛けたり、「お爺ちゃんの代から○○新聞」という愛着というかブランド力があるからではないかと思います。でもその信頼を裏切ってはいけません。