2010年08月26日

新聞業界はどこまでNIEに本気で取り組めるか

 ちょっと遅ネタですが、朝日新聞社が小・中・高校の教師を対象にNIEの推進を目的にしたメールマガジンの配信を7月からスタートさせたというニュース。

▽朝日新聞社、教師向けメールマガジンを創刊 教育に新聞の活用促進狙う
http://www.findstar.co.jp/news/syosai.php?s=201946


 さすが朝日新聞!と思わせる取り組みだと思います。記者が一方的に記事の解説などを送るのではなく、教師20人が「事業で使える記事」(おススメ度も3段階に分けて)を選りすぐり配信するというのがミソですね。
 先のエントリーでも書いたのですが、「学習指導要領に新聞の活用が盛り込まれることになった」というだけで安堵してはいけません。実際に新聞を活用して授業をされる教員の方々から新聞をじっくり読んでもらって、その価値を見出していただくことが大切なのだと思います。

 NIE活動とは、新聞業界が教育の現場に立つ教員の方々へ、いかに新聞の価値を理解してもらえるかも重要だと思います。学校の先生だからといって必ずしも新聞を読んでいるとは限りませんし、複数の新聞を購読するのも若い教員には経済的にも厳しいのかも。それを考えると、私立以外の教員には「仕事で使うための新聞購読補助」というのも考えてみてもいいかもしれませんね。

posted by 今だけ委員長 at 00:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
いつも拝見しています

教育材料に新聞を取り扱うにあたって
NIEとは別に読売と朝日単独で売り込みをかけているような
噂がどこの市町村でも噂で聞こえてきます

各社、一人勝ちをしたいのはわかるけど
また、これによって新聞の価値を下げなきゃいいですけど
Posted by のん at 2010年09月15日 18:53
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