2010年05月17日

「MAINICHI RT」創刊 若い世代へ新聞を読ませることができるか?

 毎日新聞社が6月1日から(紙の)新媒体を創刊します。その名も「MAINICHI RT」。
毎日RT.gif ツイッターでは朝日とともに“つぶやき”の頻度が高い毎日新聞。その毎日jpと広瀬香美さんのツイッター上での掛け合いや「大人の音楽の時間」なども好評のようです。私の勤務先でも毎日新聞を取り扱っているので、「いろいろ試したい」と思っていたのですが、発行エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉のいわゆる首都圏だけ。残念!


 NIEとは違った観点で新聞を定期購読しない若年層向けの紙媒体として、産経新聞の「
SANKEI EXPRESS」や朝日新聞が大学生を対象に配布する「朝日ハーフ新聞」などが発行されています。「新聞紙離れ」を食い止める投資と見るべきなのですが、創刊にあたって「購読する若者なんていない」と冷やかな意見が少なくありません。確かに新媒体発行によって利益がでるのかなぁという点では疑問ですが、必ず利益が出る商売なんてありはしないので、さまざまなチャレンジをする毎日新聞社に“あっぱれ!”をあげたいと思います。


毎日新聞社が新媒体「MAINICHI RT」を創刊(2010/5/7)


▽デイリーペーパー「MAINICHI RT」
 株式会社毎日新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:朝比奈豊)は、ツイッター(Twitter)などによる読者の声を生かしたデイリーペーパー「MAINICHI RT」を創刊します。インターネットの双方向機能を活用し、読者とともに紙面をつくる新しい形のメディアを目指すもので、これまで積極的には新聞を購読していなかった若い世代がターゲットです。毎日新聞の総合ニュースサイト「毎日jp」(
http://mainichi.jp/ )のアクセスランキングからニュースを選んだうえで、関連情報、解説記事などを加え再構成して掲載。「読者がニュースだと感じたニュース」を最優先で報じます。月曜日を除く週6回の発行を原則とし、毎日新聞の販売店から朝、お届けします。
 また「MAINICHI RT」の紙面については、毎日新聞社とNTTコミュニケーションズが共同で、シャープの液晶テレビ「AQUOS」(インターネット接続対応モデル)を使って展開している実証実験サービス「毎日新聞×DoTV」へも提供する予定です。概要は以下の通りです。
・創刊日
  2010年6月1日
・判型
  タブロイド判24ページ
・発行部数
  約5万部を予定(発刊時)
・発行エリア
  東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
・定価
  1,980円(月額、消費税込み)
・購読の申し込みは(0120・468・012)
 詳しくは(
http://mainichi.jp/rt/
◇「RT」とは
ツイッター用語の「Re Tweet」(リツイート)から発想したタイトル。このほかにReal Time、Read Tomorrow、Reliable Text、Rare Tactics−など、さまざまな意味を込めています。ツイッターアカウントは「mainichi RT」


posted by 今だけ委員長 at 07:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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