ヤマト運輸の持ち株会社であるヤマトホールディングスは、国際物流事業会社のドイツの郵便会社ドイツポスト・ワールドネット傘下のDHLグローバルメール・ジャパン(東京)と合弁。ダイレクトメールの効果的な送付方法を企画提案、市場調査などを手がける新会社「ヤマトダイアログ&メディア」を4月に設立すると
3月10日に発表しました。本社は東京で、資本金1億円。出資割合はヤマトが51%、ドイツポストが49%を出資する。3年後をメドに売り上げ100億円を目指すとのこと。
ヤマト運輸の小倉社長は「メール便市場はさらなる成長が期待できる」と語っています。ヤマトホールディングスは一千億円のDM事業の売り上げを五年後には1.5倍にまで引き上げたい考えを示唆しています。
ヤマトは郵政民営化による新会社設立を見据え、競争激化に備えて事業拡大を着々と進めています。今回の新会社設立も「クロネコメール便」の売り上げ増につなげるのが狙い。流通産業の2極化はさらに進み、劇的な事業の統合が展開されようとしています。
中小の流通会社は、ヤマト、郵政新会社の「下請け、孫受け」の作業受託により、これまで以上の「低コスト(低賃金)」を強いられることは必至です。
posted by 今だけ委員長 at 11:05
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時事ニュース
最近、ヤマトは都内で小さな事務所を借りてリアカーみたいな大きな自転車で宅配しているのをよくみかけます。即日宅配をするためらしいですが。投資回収はどれぐらいかかるのか興味深いです。
投資回収は?どうなんでしょうかねぇ。今度調査しておきます。