朝日新聞社は4月1日から、1部売り価格を20円値上げし、150円とする。夕刊は値上げしない。近く、関係者に説明する。今年1月1日の日本経済新聞の朝夕刊20円値上げに続くもので、朝日の即売価格の改定は2000年の20円値上げ以来。
神奈川新聞社も4月1日から、朝刊1部売り価格を16年3カ月ぶりに値上げし、100円から120円にする。同社はこの間、3度(うち、1回は消費税率アップ)、月決め購読料を値上げしたが、1部売り価格は据え置いてきた。(新聞情報3月10日付)
スポーツ紙を中心に即売が売上不振にあえいでいるわけですが、今回の値上げが収益拡大策になるかどうか注目したいところです。日経は即売部数が多いので増収の可能性もありますが、朝日はどうなのかな?(たまたま同時期に神奈川新聞も20円値上げするそうです)
確かにページ数で見れば各社が減ページをしているなか、朝日は「be」等の特集も多くページ数を維持しているので、原材料費(広告でペイできているとは思えない)はあまり減っていないと思われます。
これまで「同調値上げ」との批判を受けてきた新聞業界ですが、護送船団方式の構図が大きく崩れ始めて、戦国時代の世を思わせるサバイバル時代へと変化してきたように感じます。他社(紙)との争いではなく、多メディア社会のなかで自社がどう生き残っていくか―。それぞれの新聞社の経営判断が大きく求められていくのでしょう。
【主要新聞の即売価格】
・朝日新聞=150円(45月から)
・毎日新聞=130円
・読売新聞=130円
・日経新聞=160円
・産経新聞=100円
・神奈川新聞=120円(4月から)
【追記】
朝日新聞の1部売り価格の値上げが、5月からとなったため訂正します。
当事者に確認もせず憶測で記述してしまったことお詫びいたします。この書き方では「朝日に習って神奈川も値上げした」と取られてしまいますね。訂正いたします。
私も神奈川新聞社の何人かの方(ネット事業の方かな)と面識があるので、小ブログで事実と相違しているところがあれば指摘いただくとありがたく思います。
今後ともよろしくお願いします。