きょう、NHK総合で19:30から放送されるクローズアップ現代の特集は
「新聞・押し寄せる変革、日米は」です。
米国の新聞社の現状が主な構成のようですが、日本新聞協会の内山斉会長(読売新聞グループ会長)や読売、朝日との委託印刷を展開する新潟日報社などが登場するようです。立花隆さんの新聞産業への考察もうかがってみたいと思います。
「新聞の危機」だけでなく、業界のエゴにならない程度に新聞の活用術やマスメディアの必要性などを生活者の視点で解説してもらいたいものです。
NHKクローズアップ現代HPより―
私たちにとって身近なメディア・新聞をかつてない変化の波が襲っている。
世界の新聞ジャーナリズムをリードしてきたアメリカ。収入の7割を占める広告収入が、インターネットの拡大や不況によって激減。新聞の廃刊が相次いでいるのだ。ピューリッツアー賞を何度も受賞してきたニューヨーク・タイムズ紙や、西海岸を代表するサンフランシスコ・クロニクル紙など有名新聞社も経営難に陥っている。新聞社が消えたことによってジャーナリズムの「空白」が生まれ、汚職や選挙違反が増加するのではないか、との専門家の指摘もあり、ジャーナリズムをどう守るのか、国を挙げた議論も始まっている。一方、収入の7割は販売に依存し、経営構造がアメリカとは違う日本でも、将来の生き残りを賭けて新聞業界の取り組みが進められている。日米の現状を通じて、新聞ジャーナリズムの行方を展望する。(ゲスト立花隆氏)
真山仁さんなんかもゲストでお呼びすれば良いのになあ・・・
新聞じゃないとリベラルが保てないのでしょうか?
国営放送こそリベラルにジャッジできるのかな?
ジャーナリストなら大樹に頼る必要なんかないと
思いませんか。
昨日の放送は知人と酒を飲みながら、ワンセグで見ていました。ジャーナリズムという言葉がやけに鼻についたなぁと感じました。
日本の新聞社が抱えている現状と下流部分(記事配信の提携ですから上流部分もですね)の業務提携などの話は適切に捉えられていたと思います。まぁ30分番組で、まして新聞社への取材を行ったということではまずまずの内容ではなかったでしょうか。
現状はご指摘されていることへ「いや違う!」と大きく反論はできないのかなぁと感じています。でも、大樹に頼らないジャーナリストの集合体(組織的取材のメリットはあるはずです)が新聞社であってほしいと思っています。新聞社のなかにもいろいろな方がいるわけですが、しっかりと使命感を持っている人もいますよ。大多数か?といわれると厳しいのですが…。