2009年11月30日

それぞれのフィールドで伝えるスキル磨きましょう!

スイッチオン.jpg 「磨こう!思いを『伝える』スキル―誰でもジャーナリストになれる時代に」と題して開かれたスイッチオンプロジェクト仙台シンポジウムが28日、せんだいメディアテークで開催されました。

 “誰でもジャーナリストになれる”とは、ちょっと大風呂敷を広げすぎたのではという感じもしましたが、誰でも情報の発信者になれることは間違いなく、情報の大洪水現象のなかで伝える困難さは新聞をはじめとしたオールドメディアだけでなく、それぞれのフィールドで発信している多くの人が実感しているところです。


藤代裕之氏.JPG スイッチオンプロジェクトのプログラムディレクターを務める藤代裕之さん(ブログ:ガ島通信運営)が、同プロジェクトの概要とミニワークショップ(隣席の参加者へ5分間取材してキャッチコピーを考える)のほか、PPTで説明した「仮説力・調査力・構成力・編集力」の解説はとてもわかりやすく、「新聞社の研修資料よりいいんじゃない」と、とある記者さんが言っていました。
 そういえば、これと似たようなワークショップを以前受けたような気がします…。そうそう、確か中山マコトさんの「キキダス・マーケティング」のセミナーだったかな。


続いてパネルディスカッション!
高成田享氏.JPG

 パネラーは高成田享さん(朝日新聞社石巻支局長)、関本英太郎さん(東北大大学院教授)、紅邑晶子さん(せんだい・みやぎNPOセンター事務局長)、寺島英弥さん(河北新報社編集局次長)が務めました。
 高成田さんは以前、アメリカ総局長や論説委員などを歴任され、ニュースステーション(テレビ朝日)のコメンテーターとしても活躍された方。現在はシニア嘱託(60歳超再雇用制度)として現在、石巻支局の支局長に勤務されています。「魚が好きで石巻へきたが、生活者としての発信をしていきたかった」という高成田さんは、とても背の高いダンディーな方で以前労組の書記長もされていたとか。

 相手に思いを「伝える」スキルを高めるためにはどうするか?という非常に難しいテーマ設定のディスカッション。メディア関係に興味のある学生さんはもとより、NPOの会報やミニコミを発行されている人から新聞社で働く方まで、幅広い人たちがシンポジウムに参加(約60人)していたようで、パネリストの方々もそれぞれの発言者の視点に合わせて返答していたように思います。

 それぞれのパネラーの言葉はとても興味深かったのですが、会場からの「マスメディアは客観報道に徹しろと教育されているが…」という質問に対して、寺島さんが答えた「記者はブログをやるべき。自分が書いたことにコメントが寄せられて、はじめて客観的な発想が生まれてくる」という言葉が印象的でした。


 情報を受ける側(読み)のリテラシーを向上させることが、メディア全体のレベルの底上げになるという話はよくいわれますが、情報を伝えることを生業にしている数が最も多い新聞記者が社内に閉じこもらずに情報発信する側(書く)のリテラシー向上に一役買って出るのもイイんじゃないでしょうか。記者の顔を見せる事って大切だと思うのです。私のような販売労働者より読者とのパイプが持てる(ファンができる)のは記者の方々なのですから。

▽河北新報 
11/14付朝刊

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/11/20091114t15002.htm
追伸:29日の河北新報には同プロジェクトのワークショップの記事が掲載されていました。



posted by 今だけ委員長 at 02:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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