仙台市内にある「サンプルスクエア」(仙台放送エンタープライズが運営)は新商品や試作中のさまざまなアイテムが入手できるので、月2回程度は通っています。
これまでのサンプル配布は、街頭で無差別に配ったり、ビールなどを試飲させたりといったメーカー側の一方的なPR手法だったのですが、最近はそのアイテムを使用した感想などを利用者からフィードバックしてもらい、商品開発や販売手法に役立てています。ネットの活用によって利用者の意見を集約しやすくなりましたからね。
先日もそのサンプルスクエアを物色していると、おやっ?懐かしい東京新聞(東京在住のときに購読していたので)が陳列棚にあるではありませんか。
「SHINBUN CLIP(シンブンクリップ)」
以前、「新聞をサンプルスクエアにおいてみては?」と社内提案して却下されたことがあるので「やられた」と思ったら、サンプルとして展示されていたのは新聞を読みやすくするアイテムでした。
この商品は、生活者からアイディアを募集し商品開発をするリアライズ社の新商品で、読売新聞社の会員サイト「ヨリモ」のプレゼントとして紹介もされました。
自宅に帰って試してみると、なかなかいい感じ。バラバラにならないので通勤時の車中で新聞を読むときなどは便利ですね。
新聞を読みやすくするアイディアなどもいろいろ発信していかなければなりません。