2009年10月07日

労働争議は未然に防げないものか…

 新聞労連の役員をしていた当時にかかわった2つの労働争議が解決しました。労働争議はいずれ解決しますが、司法判断に委ねなければ解決しない(できない)というメンツの争いはムダとしか言いようがありません。争いごとを未然に防ぐ仲介役がいなくなっていることも、今の労働界の問題のような気がします。

一橋出版=マイスタッフ争議解決
 6年3カ月続いた争議で、「ハケン切り」(常用雇用と化している派遣社員の契約を一方的に破棄する)という言葉を世に知らしめた争議でした。司法判断では敗訴となったものの、MIC(日本マスコミ文化情報労組会議)の粘り強い運動による成果です。
 一橋出版は5月に自己破産実態となり、派遣元だったマイスタッフが解決金を支払うことで和解、争議終結となりました。
 原告の加藤園子さんが争議を振り返り「1人ではないと実感できたから頑張れた」と語った言葉が印象的でした。


◇一橋出版=マイスタッフ争議
http://tomo2031.web.infoseek.co.jp/
◇「『一人ではない』と実感できたから頑張れた」〜「派遣」の先駆的な争議だった一橋出版争議(ニュース・ワーカー2)
http://d.hatena.ne.jp/news-worker/20091004


宮古毎日新聞契約社員が職場復帰
 沖縄県宮古島で新聞発行する宮古毎日新聞社の従業員が、「労働者の人権を無視するような新聞社が発行する新聞を宮古島の島民は読まされている。これでよいのか」と労働組合を立ち上げてから4年、会社からの嫌がらせや契約社員の解雇など労働争議が続いてきた問題に一定の終止符が打たれました。
 しかし、司法判断が下されてもそれを無視する経営者だとしたらどう対処すればよいのか。まだまだ予断を許さない状況ですが、宮古毎日労組の取り組みが必ず島民(読者)から理解、支持されると思っています。
 こちらもブログ「ニュース・ワーカー2」を運営されている美浦克教さんが詳しく紹介しています。

◇宮古毎日新聞労組が全面勝利〜契約社員の雇い止め撤回(ニュース・ワーカー2)
http://d.hatena.ne.jp/news-worker/20091007/1254849559



posted by 今だけ委員長 at 06:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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