2009年09月15日

新聞週間 公開パネルのテーマは「政治報道を考える」だが…

 「新聞週間」が10月15日からはじまります。新聞協会が主催するイベントで全国各地で講演会の催しや試読紙配布キャンペーンなどが系統を超えて行われます。
 2003年からは「春の新聞週間」も実施されているので、「秋の新聞週間」と呼んでもよさそうな気もしますが、新聞界のメーンイベントはやはり10月15日から1週間行われる「新聞週間」なのだそうです。

 期間中の日曜日を「新聞配達の日」としています。今年のイメージキャラクターは欽ちゃん野球団の片岡安祐美さん。
  新聞配達の日.jpg

 毎年「標語」を募集するのですが、今回は「宅配で 届くぬくもり 活字の重み」となりました。この言葉を胸に秘めてがんばりましょう!
 そのほか、「佳作」に選ばれた作品は以下の通り。


▽ ハイ!新聞 いい朝いい顔 いいニュース
▽ 届けます 世界のきょうを 確かなあすを
▽ みんな待つ あなたの運ぶそのニュース
▽ 作る人配る人 真実届ける思いはひとつ
▽ 新聞が届く安心 伝わる真心 井上 まゆみ
▽ 情報を届ける笑顔はぐくむ信頼 車谷 祐樹
▽ 人の手が 届けるニュース 手に取るよろこび
▽ 君の手が 世界の今を 橋渡し 鈴木 健之
▽ 宅配をささえる読者のありがとう 福島 進
▽ 宅配は 気くばり目くばり 心もくばり

 また、今回の「記念の集い」(公開パネルディスカッション)のテーマは、「政治報道を考える」だそうです。

 民主党が掲げる記者クラブ問題(首相に就任予定の鳩山氏が首相官邸の会見を開放する表明したことを受けて)などを取り上げた方が盛り上がると思うのですが…。

 フリージャーナリストの上杉隆氏は、週刊ダイヤモンドのコラム「
鳩山新政権は記者クラブ開放という歴史的な一歩を踏み出せるか」のなかで、「(ようやくジャーナリストとしてこの10年間の苦労が報われる時がやってくるとして)鳩山内閣の発足と同時に、本当に記者会見をすべてのメディアに開放するかどうかに尽きる。換言すれば、明治以来、戦後を含めて官僚システムと一体となって続いてきた記者クラブ制度にメスが入るかどうかという点である」と鳩山政権へ期待しつつ、「(記者クラブの解放は)権力とメディアの関係が健全化する絶好のチャンスだ。民主主義国家で唯一存在する記者クラブが改革される日が訪れようとしている」と結んでいます。

 このような論点を報じ(提起)る新聞社は皆無です。新興メディアを排除して閉鎖的な「仲良しクラブ(聖域)」を守ろうとすると、権力との立ち位置も微妙な捉え方をされるものです。権力をチェックするために内部に入り込んで取材をする既得権は生かすべきだと思いますが、(施設・設備使用料もきちんと支払って)多くのメディアが出入りできる記者クラブを創造する時期に来ているのではないでしょうか。新聞倫理綱領で「多様な言論の保障」をうたう新聞協会こそが、このあたりのジレンマを切りこんでいかないと―と思うのですが…。
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「政治報道を考える〜歴史的転換期にある政治とどう向き合うか」

 政権選択を争点に衆院総選挙が実施された今夏、日本列島に民主圧勝の風が吹き荒れました。衆院選前後、報道機関は総力を挙げて各党が掲げた政策の課題、日本の将来像を分析。さらに市民の率直な声、政治をめぐる人間ドラマ、海外の視点も切り口に、連日、多彩なニュースを報道しました。歴史的転換点とも言える衆院選を中心に、政治報道の意義と課題、求められる役割について考えます。

〈パネリスト〉 河野洋平氏(前衆議院議員) 、西崎文子氏(成蹊大学法学部長・同教授)、村岡彰敏氏(読売新聞東京本社政治部長)、岩田栄一氏(TBSテレビ政治部長)
〈コーディネーター〉 星  浩氏(朝日新聞東京本社編集委員)

日時:10月21日(水) 午後6時
会場:プレスセンターホール(千代田区内幸町)
詳細は、日本新聞協会HP

【追記】
非記者クラブメディアを排除した鳩山首相初会見への落胆(上杉隆)
http://diamond.jp/series/uesugi/10094/



posted by 今だけ委員長 at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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