2009年5月まで(ここが微妙)に開始されるという『裁判員制度』ですが、アメリカ映画などで観る「陪審員」のようなものなのか…と半信半疑。でも知らないじゃ済まされませんから、とりあえずどんなものなのか話を聞いてくることに。
まず、入場の際に渡されたリーフレットや粗品類の数々…。羽振りがよいというか広報活動に必要なグッズも大切でしょうけど税金の無駄遣いが早くも露呈。
「さすが法務省!」
宮城県出身の中村雅俊さんが主演、監督をした「裁判員制度-もしあなたが選ばれたら」の映画上映とパネルディスカッションでは、民間人?(青年商工会議所理事長&テレビ局アナウンサー&女優)の代表が内閣官房司法制度改革推進室室長(長い肩書き…)の本田守弘さんにさまざまな質問を投げかけました。事前に原稿は用意してあったのでしょうけれど、印象とすると「適正に判断できるのかなぁ…」「仕事が忙しいという理由で辞退は出来ないとなると会社は…」という不安が会場に詰め掛けた約500人の民間人は思ったでしょうね。だって、知識は要らないとか裁判中に出てくる専門用語も「やさしい言葉に直すよう改革中」だとか、PCのスクリーンを使って事件の全体像がわかるようなビデオを作るそうです。裁判員制度って、制度運用のために雇用と予算を創出するため?なのかと疑わしく思ってしまいました。
ちょっとどうだろう?この制度。現実味がサッパリ伝わってきません。こうやっているうちにチャカチャカ進めちゃうんだろうなぁお役人は!でも注意しなければならないのは、着々と政府がすすめる住基ネット(国民総背番号制)にあらゆる個人情報が握られていると言うこと。11桁の番号を割り付けられた私たちから選ばれるのでしょうが、その事件に宗教や政党問題などが関わった場合、個人情報ひとつで政府が有利な裁判員を選ぶことだって可能になるわけです。
あと3年で結論が出るとは思えませんが…。
問題点をきちんと伝えていない(伝えているんでしょうが…)マスコミの責任も大きいと思います。
なるほど!そういう心配は大いにあるますね。勉強になります。制度発足までに色々勉強したいです。
コメントありがとうございます。
最近、いろいろと任せられる政治家も少なくなっているように感じます。ブログも全体の関心度を引き上げていく手段。これからもよろしくお願いします。