2006年01月08日

号外!チョットだけマスコミという枠に携われる瞬間

 仙台市宮城野区にある「光ヶ丘スペルマン病院」(志村早苗院長)から乳児が連れ去られた事件で、8日早朝、乳児が50時間ぶりに無事保護されました。まずはひとりの尊い命が救われて良かった。
 幼い命を狙った事件が急増していますが、断じて許されません!このような“弱者”に刃を向く犯罪が頻発する社会のメカニズムは、どこがどう変わっていったのでしょうか…。治安の悪化の根底にある問題点をきちんと追求して、対策を講じる必要があると感じています。

 今回の事件で、乳児が連れ去られた病院の近くに店舗を構える朝日新聞販売店「ASA鶴ヶ谷」のガラス戸に、犯人からの脅迫文が貼られていたそうです。誰かのイタズラだと思って棄ててしまえば「手掛かり」もなかったかもしれません。でもきちんと警察に届けた店主さんの行動は見習いたい。新聞に携わる者としての役割をきちんと果たしたといえるでしょう。


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 新聞販売店には通常の配達業務の他に『号外』の配布(ほとんどが駅前などの繁華街での街頭配布)も新聞社からの要請を受けて対応します。今回の「乳児を無事保護」の一報でも号外が発行されました。
 号外にもいろいろあります。「衆院解散 総選挙は9月11日」などの国政や県・市政に関する号外。高校野球やサッカーワールドカップ出場決定などのスポーツ系の号外。「紀宮さま結婚」などの皇室系の号外。そして今回のような事件・事故、災害など社会ニュースに関する号外など。最近は号外を配布する時点で「もうテレビを観てわかっているよ」といわれることが多くなりましたが、通行しているほとんどの方は受け取ってくれます。わざわざ駆け寄ってきて、事件の感想などを私たち販売店の人間に語ってくれる市民も少なくありません。
そんな時に「新聞の役割の大切さ」を改めて感じながら、自分たちもマスコミに携わっているのだなぁと感じる瞬間です。

posted by 今だけ委員長 at 23:40 | Comment(0) | TrackBack(2) | 日記
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