2011年07月27日

被災者に思いをいたし、連帯と助け合いの精神で支援しよう/新聞労連定期大会in仙台

定期大会 7月21日.jpg 新聞産業で働く労働者の全国組織、日本新聞労働組合連合の第118回定期大会が21、22日の両日、仙台市で開催されました。東京都以外での開催は初めてのことで、東日本大震災で被害を受けた新聞社、被災された方々に寄り添い、連帯の気持ちを表すためにと仙台での開催となりました。大会のメインスローガンは「社会的連帯に私たちの希望を」。参加者は200人。


 以下、毎日新聞から引用。
新聞労連:定期大会を仙台で開催
 新聞社・通信社など86労組でつくる新聞労連(東海林智委員長)は21、22の両日、仙台市で第118回定期大会を開いた。東日本大震災について、被災者支援▽原発依存のエネルギー政策転換要求―などの方針を確認。東海林委員長はあいさつで「被災者に連帯を表すため仙台の地を選んだ。被災者からは新聞が届くことが希望だとの声ももらった。被災者が人間として尊重される復興に向け、市民団体などとも連携し活動を続けよう」と訴えた。
 大会では、宮城県で被災者支援に当たる市民団体の菊地修弁護士が、仮設住宅での孤独死など現状を報告。「発生4カ月を過ぎてもまだ『救助』の段階で、とても『復興』どころの話ではない」と指摘。また被災した地元新聞社労組などが当時の新聞製作・配達状況について体験を報告した。(毎日新聞 2011年7月22日)

定期大会紙面広告 河北新報7月20日付.jpg 新聞労連は被災地の新聞5社(デーリー東北、岩手日報、河北新報、福島民友、茨城新聞)へ7月20日の朝刊へ意見広告を掲載しました。被災者へのメッセージに加え、同定期大会を仙台市で開催する意義など、新聞労連に加盟する全国の労働組合の連名で伝えられています。「幾らかでも復興支援の足しになれば…」、「組合財政も厳しいが、できることをやっていく」(関係者談)とてもありがたい行動です。

定期大会 写真集販売.jpg 会場では震災の様子を伝える写真パネルが展示され、参加者の足を止めていました。また、岩手日報、河北新報、福島民友が発刊した報道写真集の販売も行われ、売上金の一部は被災地支援として寄付されます。
 一般市民にも公開された分科会(編集、製作・印刷・システム、広告・販売)も行われました。今だけ委員長も新聞販売部門のパネラーとして、震災直後から現在までの課題などについて報告してきました。会場からは、地震発生翌日の配達状況、部数・折込の回復率など関する質問や、被災者からの新聞代回収状況や販売店から発行本社への原価支払いなどお金の動きに対する疑問点なども出されました。


 夜の懇親会では、九州・沖縄地連の方々と交流を深めました。「宮城の地酒が飲める店を」との要望を受けて、行きつけの居酒屋へ。はじめて食べる「ホヤ」に顔をしかねながら日本酒でグイッと流し込む…。話題は尽きることなくニ次会、三次会と地元飲食店の経済的復興にもご協力いただきました。


 できるだけ多くの新聞労働者へ被災地の現状を視察していただこうと、大会開催の前後に自家用車で津波被害を受けたエリアを中心にアテンドしました。21日午前中は、東奥日報(青森)で働く仲間と石巻市渡波地区をまわり、22日午後は沖縄マス協の方を仙台市若林区エリアと今だけ委員長がボランティアでフォローしている避難所などの現場を見ていただきました。
 「紙面やテレビを通じて見る光景よりも現場の実態は凄まじい。涙が出てくる」とは沖縄マス協・玉城さんの弁。今回の定期大会に参加した多くの方が津波被害を受けた沿岸部に足を運び、現場を肌で感じられたと思います。現場に立って感じたことをそれぞれの地元で、できるだけ多くの方へ伝えてもらいたいと思います。

 今回の定期大会でも、「ワンコイン応援メッセージプロジェクト」の協力要請について発言させていただき、東海林委員長をはじめ多くの参加者から賛同をいただきました。「金の使われ方が明確な取り組みだ。がんばってほしい」と20口分(1万円)賛同いただいた新聞通信合同ユニオンの山本さん。その思いをしっかり販売店へつなげたいと思います。同プロジェクトは今後も息長く取り組んでまいります。継続して皆さまのご理解とご支援をお願いします。
*  *  *
希望 高田昌幸編.jpg 元北海道新聞社の高田昌幸さんが「希望」を25日に発行され、先日、謹呈いただきました。
「あなたの希望は何か」、著名、無名問わず、全国のじつに多様な人々(63人)が登場し、語るインタビュー集です。まだ、高田さんが書いた「まえがき」しか捲れていないのですが、400頁超とかなりボリュームがあるので、お盆休み(取れるかな?)にじっくり読みたいと思います。
http://amzn.to/ntyPS7
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posted by 今だけ委員長 at 07:32 | Comment(1) | TrackBack(0) | 時事ニュース

2011年07月11日

千羽鶴続々と・・・

 きょうで東日本大震災から4ヵ月。長かったような、あっという間だったような複雑な気持ちです。通常に戻り忙しくしている職場の同僚たちも、2時46分には何気に黙とうをささげ、犠牲者への哀悼とこれまでの4ヵ月間を振り返ったことと思います。

cac814b6670fd60069f7d784f2c1389a.jpg いま職場は、読者の皆さんから寄せられた大量の千羽鶴とメッセージが書かれてある短冊で足の踏み場もないくらいです。

▽想いをひとつにプロジェクト
http://www.kahoku.co.jp/omoio/
河北新報社では、宮城県民約230万人と、
仙台七夕まつりに訪れる約230万人の人たちの想いが結びつき、
ひとつになることがあしたに進む力になると信じ、
3.11大震災復興キャンペーン「想いをひとつに」を展開してまいります。

 河北新報の紙面やウィークリーせんだいなどのサブ媒体に掲載してあるおり紙と短冊を直接、河北新報社へ郵送していただいても構いませんが、各地の河北新報販売店でもお預かりしています。ぜひ販売店にもお越しください。受付締切は今月20日となります。

c331d51bb9fecc5f6f50b7b1aea5d81f.jpg きょう東北地方は昨年より1週間早い梅雨明けとなりました。仙台七夕は雨が降る…というジンクスもありますが、今年は皆さんがさまざまな想いを込めて折った千羽鶴がビニールをまとうことなく吹き流れるように願いましょう。
posted by 今だけ委員長 at 23:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信

2011年07月09日

がんばっている後輩たち。先輩として一肌脱ごうじゃありませんか!

きょうの河北新報夕刊より
http://bit.ly/ploP0z

 じつは私、仙台市立八軒中学校の卒業生なんです。

 思い起こせば昨年の12月11日、同中学校の同窓会幹事会へ出席した際、吹奏楽と合唱部が同年10月に、合唱と吹奏楽それぞれのコンクール全国大会で、吹奏楽が銅賞、合唱が銀賞を獲得。その功績をたたえ、かつ在校生の更なる活動援助を目的に同窓会基金から金一封を贈呈した場面に遭遇していました。
eb32fcedbec778bcbbe0ec5059bed12b.jpg 
 その後、全国的にその名を轟かせている合唱部、吹奏楽部の後輩たちの活躍は、3・11大震災を乗り越えて大きく成長したように感じます。全国の中学生たちが競い合うコンクールを辞退して、被災地へ出向き“うた”で被災者を勇気づける後輩たち。すごいことをやっています。

 先輩として、1枚1000円のCDを買ってやれることしかできないけれど、できるだけ多くの人たちに聞いてもらいたい。このCDをミリオンセラーにして、後輩たちを今年の紅白歌合戦に出場させてやりたい。そんな気持ちで広報役を買って出ました!がんばっている彼ら、彼女ら、そして顧問の先生を多くの人の心にそして歴史に残してやりたいと思うのです。

 収録されている「あすという日が」は誰もが口ずさめる曲で、人の心を和ませ、勇気づけてくれます。収益金の全額が被災地へ義援金として寄付されるので、ぜひ皆さまのご支援とご協力をお願いします。地元の書店、CDショップでお買い上げいただきたいのですが、アマゾンでも購入できます。全国発売なので友人知人へのご案内も希望します。
posted by 今だけ委員長 at 22:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信

2011年07月07日

支援格差の問題提起よりも「目的に応じた制度の使い方」を指南してやろう

 少々古いネタですが、6月18日付けの河北新報朝刊に掲載された3・11大震災特集「焦点」の
「住宅借り上げ制度/民間賃貸、支援格差/宮城」
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110618_01.htm
について、ちょっと考えてみたいと思います。

 記事では、仮設住宅への入居の条件や家電6点セットの適用範囲などの「格差」や「制度への不満」が仮設へ移れない被災者の声として書かれていたのですが、それよりも「目的に応じた支給を受けるには?」という視点で考えてみてはどうか−と感じました。

 個人的に活動している「ふんばろう東日本支援プロジェクト」のボランティアの方からも最近、同じような問題に対する相談を受けました。「同じ被災者(津波被害で自宅に住めない方々)なのに家電6点セットをもらえなかった方すべてに支給すべきだ」というのがその方の言い分なのですが、支援制度も多様ですし、自己資金がある場合と、そうでない場合で受けられる支援は変わる−との返答をしました。

 借り上げ制度の申請時期によって家電6点セットの支援を受けられた人とそうではない人とに分かれてしまったことの格差もわからなくもありませんが、「もらえるものは何でも…」ということにスポットを当てるのではなく、受けられる支援を受けるのは当然のことですが、自力でできるところは行うという気持ちもこれから自立した生活に戻っていくために必要なことです。

 ある井戸端会議の席でこういう話を聞きました。「地震保険(家財保険)に入っているのだったら、(実際には破損していなくても)どしどし申請すべきだ。審査もないし写真撮って保険屋へ送るだけで○万円の支給を受けた」と誇らしげに語る人。同席していた人たちも「損しないように、とりあえず申請してみよう」となる。その会話の根っこには「もらえるものは何でももらっておけ、私たちは被災者なのだから」という発想があるように感じました。
 仮設住宅へ入居後、すぐに分譲マンションへ引っ越される方も少なくありません。「家電セットをもらうために…」と勘繰りたくはありませんが、「もらい得」があたり前になってしまっては、本当に支援が必要な人へ必要なものが行きわたらなくなってしまうと思うのです。

 支援格差を訴えるだけではなく、対象から外れてしまった方へ「被災者生活再建制度」などほかの支援申請をする方法(とりあえず必要な家電を調達するために)もあります。支援の受け方はいろいろあるわけですが、「目的に応じた制度の使い方」を新聞がわかりやすく伝えてやることが大切なのだと思います。自分でできることはやっていただくことが自立に向けた第一歩だし、そのやり方をお手伝いするというのもこれから必要なのだと感じています。
posted by 今だけ委員長 at 00:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信

2011年07月05日

私が知ってるB型の九州出身者にこんな非常識な人いない

 迷走から最近では開き直りすら感じる菅首相の肝いり?で復興担当相に就任した松本龍氏。同氏が岩手、宮城の両県庁を訪問した際の態度が被災地住民の感情を逆なでしたとの批判が相次いでいるわけですが、小ブログでは同氏の「書いた社は終わりだ」発言について、考えてみたいと思います。

▽復興相「突き放す時は突き放す」 宮城・岩手知事に注文(河北新報 7月4日付)
http://bit.ly/mR3iqx
▽松本復興担当相、自らの発言について釈明 「九州の人間ですけん、語気が荒い」
http://bit.ly/mE9lHA


(FNNニュースサイトから引用)
 松本 龍復興担当相の岩手・宮城の両県知事に対する高圧的な発言が、新たな火種となっている。
 4日午後3時30分、自身の被災地での発言に批判が出ていることについて、松本復興担当相は「わたしは九州の人間ですけん、ちょっと語気が荒かったりして、結果として被災者の皆さんを傷つけたということであれば、おわびを申し上げたいと思っております」と述べた。
 問題となっているのは、3日、岩手県と宮城県を訪問した際の一連の発言。
 松本復興担当相は3日、「知恵出したところは助けますけど、知恵を出さないやつは助けない」、「おれ九州の人間だから、東北が、何市がどこの県とかわからんのだ」などと述べた。
 さらに、岩手県庁に続いて訪問した宮城県庁では、会談を行う部屋に入った際、村井嘉浩知事がいなかったことに対して、「(知事が)先にいるのが筋だよな」と、不満を口にした。
 そして、笑顔で入室した村井知事が、握手を求めて近づいたものの、松本復興担当相は「握手は終わってから」と、それを拒否した。
 ついには、「県でそれコンセンサス(総意を)得ろよ。そうしないと、われわれ何もしないぞ。だからちゃんとやれ、そういうのは。それと、今、あとから自分(村井知事)入って来たけど、お客さんが来る時は、自分が入ってからお客さん呼べ。いいか、『長幼の序』がわかっている自衛隊なら、そんなことやるぞ。わかった? しっかりやれよ。いまの最後の言葉はオフレコです。いいですか皆さん、いいですか。書いたら、もうその社は終わりだから」と、自らをお客さんとしたうえで、自衛隊出身の村井知事を説教。
 カメラ前での発言にもかかわらず、一方的にオフレコを宣言し、書いた社は終わりだと、どう喝ともとれる発言まで飛び出した。
 これらの発言について、4日、被災地で聞くと、宮古市民からは、「もう憤り通り越して、あきれ返っちゃったよ。レベルが低すぎ」、「東北のことを、もっとよく勉強してほしい」、「あんな言い方はないと思います。菅総理以上に、あの人はすぐクビにしてください」といった声が聞かれた。
 また、自民党の大島理森副総裁は「誠に遺憾だなと。上から目線の発言は、よくありません」と批判した。
自民党の山本一太参院政審会長は「『ゴーマン復興大臣』だなと。あしたでも、すぐに辞めてもらって、新しい大臣にやってもらいたいと」と述べた。
 新設された復興担当相に、6月28日に就任したばかりの松本 龍大臣。
 自ら、「チームドラゴン」と命名したうえで、サングラス姿で会見に臨み、「わたしは3月11日以来、民主党も自民党も公明党も嫌いです」と発言。野党から批判が出て、陳謝したばかりだった。
 4日午後、松本復興担当相は、官邸を出る際、「呼ばれて入ったら、3〜4分出てこなかったんですよ。だから、怒ったんですよ。九州の人間は、お客さんが来る時に、本人いますよ」と、村井知事が先に部屋がいなかったから怒ったと主張した。
 しかし、当の村井知事は4日、「大臣が席に着かれたあと、私が入室したということでございます。社会通念上、通常、そのような接遇が正しい接遇だと、このように私は理解しております」と、社会通念上、正しい対応で約束した時間に部屋に入ったと反論したうえで、松本復興担当相の口調について、「命令口調ではなく、お互いの立場を尊重したような話しぶりの方がよろしいのではないかと」と述べた。
 そして午後、あらためて釈明に臨んだ松本復興担当相は、「わたしはちょっとB型(血液型)で、短絡的なところがあって、さっき女房からも電話がありましたし、反省しなければならないと思っています。(野党からは辞任や更迭を求める声があるが?)いや、このまま、まっすぐ前を向いて、復興にあたっていきます」と述べた。
 松本氏は、1990年に当時の社会党から出馬して初当選した。選挙の強さでは定評があり、現在、当選7回。そして2010年9月、環境相兼防災担当相として初入閣した。このあと、2010年10月、名古屋で開かれたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)では議長を務めた。2010年分の国会議員の所得公開では、松本氏は、不動産収入の多さから7,143万円と、菅内閣でトップ、全体でも5位となっている。07/04 17:54(引用終わり)

 この松本復興担当相の対応に対して、民主党議員がツイッターでこんなことを述べています。これは2チャンネルから引用。


@yukiko_kajikawa 梶川ゆきこ(前広島県議会議員 民主党)
松本大臣の件。宮城県の対応が酷すぎ。
ふつう、マスコミのカメラの前で大臣が待ちぼうけくらうとこ撮らせないでしょ!
別室に案内して、お待ち頂いて、知事が会合する場に到着したら、大臣を迎え入れるのが常識。
まぁ、知事がああだと、職員も気がきかなくなる。大臣を怒らせた県の接遇がマズすぎだ。
@yukiko_kajikawa 梶川ゆきこ(前広島県議会議員 民主党)
復興利権がほしくて、ヨダレを垂らし、腹を空かせて待ってる狼どもは、足を引っ張ることは、何でもやるでしょ。
松本大臣は、はめられただけ。宮城県は、大臣を怒らせて何の得があるんでしょう。
既得権を守りたい獣らの術に惑わされんぞ、ガツン!と一発かますのは当然でしょ。それが敵の狙いだった。

※@yukiko_kajikawaは非公開設定です。
(引用終わり)

 こういった具合に、ほとんどが可視化される社会の中で、「オフレコ」といったところで人間は誰かに伝えたがる生きもの。特にオモシロ可笑しかったり、深刻で重要な問題については黙っていられず「ここだけの話」は一斉に伝播されるものです。

 今回の問題について角度を変えて考えると、松本氏が「俺の発言を書くな(映像からカットしろ)」とマスコミ取材陣へ強要した時に、「そんなことはできない」と反論する記者がいなかったことは残念。河北新報の紙面ではオフレコを強要した「客が来るときは自分が入ってから呼べ…」との発言は掲載されていたものの、会見の最中に「書いた社は終わりだ」とまで言われてニコニコしていなくちゃいけないとは…。
 あのような勘違いしている権力者に対して、ニコニコしながらご機嫌うかがいをしてネタを引き出すのが記者の仕事とは思いたくありませんね。記者の方も両論併記とか俯瞰する姿勢とか言う前に、自分の感受性くらい自分で守れ!とエールを送りたい気持ちです。
 で、この松本氏と岩手、宮城の両知事との会見。しょせん税金でメシを食っている輩たちの力関係や存在感を示すだけのポーズとしか感じられない―という感想です。

【追記】
 辞任ですか…。松本さんの政治は俗にいう「ハッタリ8分の能力2分」で世渡りをしてきたことが証明されたようなものですね。ムダな時間を費やしました。でも、今だけ委員長の捉え方は「なぜ会見に同席していた記者たちが、松本氏の恫喝に対してその場で反論しなかったのか」ということです。
▽松本復興相が辞任、菅政権に打撃 被災地放言で引責(河北新報 7/5)
http://bit.ly/lWGN4T
▽松本復興相辞任「当然」 被災者の怒り沸々(河北新報 7/5)
http://bit.ly/jre77u

posted by 今だけ委員長 at 05:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年07月02日

ワンコイン応援メッセージ第3弾 石巻編が出来あがりました!

 東日本大震災で津波の被害を受けた新聞販売店支援を目的に取り組んでいるワンコイン応援メッセージプロジェクトの第3弾、石巻編ができあがりました。特に津波被害が大きかった旧石巻市を管轄する小笠原新聞店を中心に1万5千部を発行、7月10日(日)の朝刊へ折り込む予定です。

  ワンコイン応援メッセージ 石巻編1面.jpg  わんこいん応援メッセージ石巻編2面.jpg
 今回も全国の仲間にサポートを受けながら45の個人、団体からメッセージをいただきました。第1弾の女川編から協力をいただいている元新聞労連委員長の美浦克教さん(newsworker)は、自身のツイッターで何度もプロジェクトへの参加を呼びかけてくれました。また、佐賀新聞労組の方々も5月29日に開催された「結成50周年記念式典」でプロジェクトを紹介するブースを会場内に設けていただき、記念講演を聴きに来場された一般市民の方からも賛同をいただきました。

 女川編や気仙沼編については、ツイッターやミクシィなどのソーシャルメディアを通じて支援を呼びかけましたが、今回の石巻編は発行する部数も多いことから人が集まる会場へ出向いて協力を仰ぎました。
6月20日の締め切り後にもメッセージが届いています。次回は宮城県南部の都市、亘理町や山元町エリアでの発行に取り組みます。


 ワンコイン応援メッセージプロジェクトは、これからも息長く続けていこうと思っています。全国のメディア関係者からのご支援をよろしくお願いします。

※中日新聞の組合ニュースで取り上げていただきました。


500円で「応援広告」
 被災地への応援メッセージを掲載した新聞折り込み広告を読者に届けると同時に、販売店の収入増につなげようと、河北仙販の社員が「ワンコイン応援メッセージ」を展開している。
 メッセージを1口500円から募ってB4サイズのチラシを作り、被災地域の販売店に折込広告として配布を依頼し、店に手数料を払う。裏面には地域の行政情報を掲載している。これまでに女川と気仙沼で1枚ずつ発行した。
 今後も宮城、岩手、福島の販売店を支援するために継続していく。
 被災者への応援メッセージを140字以内でツイッターやメールなどで送り、お金を振り込む。1口500円からで、何口でも受け付けている。
代表者の小関勝也さんは、「販売店がつぶれないように、仕事を作って応援したい。義援金としてではなく、応援の気持ちを送ってほしい」と話している。詳しくは小関さんのブログへ。
http://minihanroblog.seesaa.net/   組合ニュース(199)より

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