2011年04月23日

ワンコインで応援メッセージプロジェクトをはじめました!

 きょうの河北新報夕刊の1面トップに「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の取り組みを紹介する記事が掲載されました。
ふんばろう東日本支援プロジェクトHP.jpg 仙台市出身の西條剛央さん(早稲田大大学院講師)が中心となり今月から立ち上がったプロジェクト。行政側に一時的に届けられる全国からの支援物資は、避難所ごとに山分け方式で配布されていて、避難所生活を送る被災者が本当に必要としている物資が行き渡っていない状況を改善しようと、登録ボランティアが被災者の要望を現地をまわり集約、インターネットで支援を募る仕組みです。

 今だけ委員長も先日、このプロジェクトにボランティア登録をしました。特に津波の被害を受けた被災者は、復興に向けてこれから長い道のりを歩むことになります。自分が責任を負える範囲でサポートしていきたいと考えています。私が住む仙台市若林区も津波の被害を受けた被災者が、22日の時点で9カ所の避難所に1,234人も生活しています。
▽支援物資ニーズ公開、ネット威力 早大講師ら支援(河北新報夕刊 4月23日付)
http://bit.ly/ehUxaO
*  *  *
 東日本大震災以降、被災者への配慮などからマスメディアへの広告自粛が続いています。新聞社やテレビ局も広告がなかなか戻らない状況です。自粛ムードは被災地の経済を余計に押し下げるわけで、とても悩ましい問題です。何とか早期の回復を願いたいものです。
 いずれにしても内需を拡大させないことには地域経済の向上はありません。安定した雇用があって消費が促進するのですから、特に地元企業はふんばりどころだと思います。

 新聞販売店では折込チラシの受注量が経営に大きく左右するわけですが、GWを前にして不動産業や家電量販店、ユニクロなど徐々に枚数が増えてきています。私が担当する販売店でもきょうの朝刊折込は10種類を超えました。
 折込チラシは販促だけでなくさまざまな催しや情報を伝えるツールとして、安価でかつエリアを絞った訴求ができる「お手軽メディア」。販売店でもチラシを新聞へ折り込むだけではなく、エリアを絞ったポスティングを請け負うところもあれば、簡易印刷機があるところでは版下を持っていけば印刷までやってくれます。

 「折込チラシが増えることを祈る」などと机上で念じたところで増えるわけがありません。折込会社に任せきりではなく、自分たちも営業に歩かないと数字はあがっていきません。地域の商店、公共機関へアプローチして、受注件数をコツコツと増やしていくことが大切だと思います。

 津波の被害を受けた販売店の支援を目的に、ワンコインで被災地へ応援メッセージを(チラシとして)送るプロジェクトに取り組んでいます。手始めは「ツイッター」版。ツイッターのフォロワーへ以下の内容の協力要請をして、賛同者から募ったワンコインを原資に被災地への応援メッセージチラシを制作し(メッセージは賛同者がメールで送る)、販売店へ折込手数料を支払うという支援モデルです。

 被災した新聞販売店の復興支援に皆様のお力を貸してください。被災地への応援メッセージをチラシ調に印刷し、新聞折込を発注する仕組みです。販売店は折込作業をすることで手数料を得ることになります。メッセージはツイッターの特徴を生かし140文字、アイコンとアカウントも表記します。
 賛同いただける方は500円分の切手を下記住所へ送付、応援メッセージを@kose_kへDMで送ってください。支援先は津波で壊滅的な被害を受けた新聞販売店。最初は女川町に住む方々への応援メッセージを募ります。

 できるだけ多くの津波被害を受けた販売店で実施したいと思っています。どこまでやれるかわかりませんが、自分ができることをカタチにしていきたいと思います。
 ご賛同いただける方は
koseki.k@gmail.comへご連絡ください。

※こんなイメージです(賛同していただいた方からのメッセージです)

higu_normal[1].jpgHIGUCHI_T
仙台市からエールを。全国各地の多くの人が、女川を、仙台を、宮城を、東北を支えようという声を上げてくれています。私たちを思って下さる全国のみんなと一緒に半歩ずつじわりと進んでいきましょう。あしたは、ほんの少しだけども、今日より良い日です。一緒に幸せな明日に近づきましょう。
oyakatakao_normal[1].jpgzizibabakiheji  
私と女川のお付き合いは日水女川工場があったとき、私の幼少のころから・思い出のある街が一瞬にして・驚きと寂しさが有ります。でも高政の息子とツイッターでお付き合いさせていただいており、女川の情報を色々いただいてました。早い復興を祈りしお手伝いします。大丈夫です皆で復興しよう。


【追記】
 群馬県で新聞販売店に勤める小山亘さんから「ふんばろう東日本支援プロジェクト」のボランティア募集チラシを請け負いました。小山さんは当ブログを見て「津波被害を受けた女川町の販売店へお願いしたい」と連絡をくれました。7,500枚受注したそのチラシは梅丸新聞店(女川町)と河北仙販の3支店で4月26日朝刊に折り込まれます。
 同業者への支援という心意気をとてもありがたく、そして「つながり」を実感しました。小山さんどうもありがとうございました。

2011年04月17日

避難所へ届けられている新聞 販売店が費用負担しているのです

 「避難所に届けてもらっている新聞がわずかしか届かなくなりました。避難所では新聞が唯一の情報源なので何とかなりませんか」。
 4月6日に石巻市の実家が津波の被害を受け、ご親族が避難所生活を送っている友人からこのような連絡を受けました。避難所で生活する妹さんからの訴えを伝えてくれたものでした。
 さっそく、発行本社販売部の担当へ連絡を入れて管轄エリアの販売店へ確認をしてもらったところ、「販売店では避難所への新聞(200部程度)を市役所へ一括で届け、そこから職員が各避難所へ振り分けている」とのこと。3月中は友人の妹さんらが避難している石巻市立渡波小学校(一時800人が避難していた)へ100部程度の新聞が届けられていたのですが、4月に入り自衛隊やライフラインの復旧に向けて全国から応援に駆け付けている電気、ガス、水道の職員やボランティア団体などの仮宿舎へも新聞を配分するようになったため、避難所へ届ける新聞が大幅に減ってしまったということがその理由でした(現在は以前の状態に戻ったとのこと)。

 一方、宮城県庁や仙台市役所へも毎日(朝・夕)100部の新聞を発行本社からの指示によって届けています。県庁や市役所は被災者が生活する「避難所」とはなっていないのですが、来訪者の方々に震災の情報を伝える手段として新聞を渡すのが一番手っとり早いのでしょう。公務員の飲み仲間に聞いたところ政府の視察団や支援物資を届けてくれる団体などへ渡しているようです。

 地元紙をそのような形で活用していただけるのは、とてもありがたいことです。でもその新聞もタダではありません。避難所へ届けている新聞も県庁や市役所への来訪者が持ち帰る新聞も、その原価(新聞の)は販売店が負担しています。発行本社から補填されるのであれば「さすが新聞社」となるわけですが、今のところ「補填」の話は聞こえてきません。
 このような緊急事態ですから、販売店は多くの読者が避難している場所へ発行本社からの指示がなくても新聞を届けるはずですが、避難所の責任者や県庁、市役所の担当者には知っていてもらいたいのです「避難所へ届けている新聞は新聞社が提供しているのではなく、同じく津波などで被災した零細販売店がその原価を支払っている」と。

 3月12日以降、避難者の増加による購読料収入縮小や折込チラシ手数料の大幅減少で販売店経営も窮地に立たされています。アルバイト従業員の整理などにも手を付けざるを得ない状況へと追い込まれながら、決まった社取部数(原価)の支払いに四苦八苦しているのが実情なのです。新聞社の経営も相当なダメージを受けていることも理解しつつ、販売店支援策を発行本社として講じてもらいたいものです。
 1千万プレーヤーの100万を削るのと、家計の足しにと年103万を稼ぐアルバイトの解雇と、どちらを取るか―そんな選択がいま新聞人に問われているように感じます。

▽石巻市渡波小(宮城)/掃除、片付け 児童も一緒(河北新報 3月30日付)
http://bit.ly/e1M3w6
*  *  *
 きのうは、休みを取って新聞業界紙に勤める方のアテンドをしながら、宮城河北会の副会長などを歴任された相沢邦雄さん(相沢新聞店)を訪ねました。
相沢邦雄社長 002.jpg 相沢新聞店は仙台市若林区の沖野や六郷地区を販売エリアにしているのですが、約1割程度の読者が津波の被害に遭ったそうです。津波の被害を受けた約700世帯はその多くが農家を営んでいる世帯で、地元紙はもとより農業新聞など複数の新聞を購読する世帯が多かったそうです。

 相沢さんは「集金人から『3月の集金はとても時間がかかった』と言われた。それだけ(地震に関連して)いつも顔を合わせている集金人から近隣の状況を聞きたい、新聞社へ伝えたいと読者が思っているのだろう」と振り返ります。地域密着型の販売店を目指す同店では自振率が2割。読者から自振化の求めがない限り、毎月集金をして読者と顔を合わせることを優先させているとのこと。集金時に交わす何気ないコミュニケーションが、大きな災害を経てさらに醸成されていくのだと、あらためて感じました。

▽仙台・若林57%浸水 津波、内陸に最大4キロ(河北新報 3月29日付)
http://bit.ly/hUQbHy

posted by 今だけ委員長 at 23:30 | Comment(8) | TrackBack(0) | 日記

2011年04月15日

3・11大震災を乗り越えて! 五橋公園清掃活動再開

 毎月第3金曜日に行っている「五橋公園清掃活動」(ファイブ・ブリッジ・プロジェクト主催)が再開されました。

 震災後1週間目の3月18日は雪が降り積もり中止になっていた(実は皆さんそれどころではなかった)ので、久しぶりに五橋界隈で働く方々や地域住民の方との再会となりました。

 いつもより参加人数は少なかったのですが、いろいろ聞いてみると「震災の被害のひどい支店などへ応援に行っているため、参加者が少ない」とのこと。それぞれ事情は違えど、とても忙しい最中に地域の清掃活動に参加する姿勢はとても素晴らしいと感じます(ちょっと自画自賛かな…)

 清掃開始前に参加者全員で「黙とう」。

 それから気持ちを切り替えて、「五橋から元気を出していきましょう!」と火ばさみと各自が用意したごみ袋を持って4ブロックに分かれて約40分間、五橋界隈のゴミ拾いを行いました。1ヵ月ぶりだったので結構ゴミがたまっていて、少人数では少々もてあましました。目立ったものは傘、使い捨てマスク、薬のタブレット(花粉症の方か)など。相変わらず煙草の吸殻が一番ですけどねっ!
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※写真は五橋公園の背高のっぽの桜です。
posted by 今だけ委員長 at 19:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信

2011年04月10日

新聞の再生は、販売店の再生から

 東日本大震災(3・11大震災)から1ヵ月も経たないうちに、また大きな地震が起きました。
 7日、午後11時32分頃に宮城県沖で起きたマグニチュード7.4の地震は津波の被害はなかったものの、先の地震でゆがんだ家屋の倒壊や電気やガスなどライフラインの復旧が先延ばしになるなど、「復興」に向かっていた被災者の気持ちを折るものでした。
▽復旧さなか再び緊迫 2人死亡けが141人 最大余震(河北新報 4月9日付)
http://bit.ly/e7Y7Lo


 「地震で輪転機がストップした。店着時間が大幅に遅れるので緊急連絡を!」。日付を越えた8日の午前1時、発行本社の販売担当からの電話で「やっぱりきたか」と思いながら、さっそく担当する販売店の責任者へ電話連絡。ほとんどの責任者は事態の様子をテレビやラジオで確認していたようで、「よし、わかった」と迅速に社員へ連絡を入れてもらい緊急体制が敷かれました。私も1時30分には本社へ到着したものの、なんと停電で電話もネットも遮断され本社機能(連絡体制)がマヒしていました。道路一本隔てたマンションが煌々と明かりを放っているのに「なんで?」と思いつつ、上司や同僚らと携帯電話で連絡を取りながら安否確認と体制の立て直し。1店舗で水道管が破裂して店内が水浸しになり、複数店で窓ガラスが割れるなどの被害を受けました。
 新聞は約1時間程度の遅れで店着し、配達はスタッフの協力により比較的スムーズに終了。地元紙は7日深夜の地震を1面トップで報じましたが、全国紙は降版時間が早まっているため記事を差し込むことができなかったようです。朝日新聞は26日から稼働していた輪転機がストップし、一部の地域で昼過ぎから配達をしていました。産経新聞も20日から復旧した印刷工場が再び停止したとのことです。

 宮城県内にある全国紙の印刷工場(輪転機)の多くは「3・11大震災」で大きな被害を受け、福島や群馬などの印刷センターで刷ったものを陸送しています。編集と販売での綱引きがあるのでしょうが、降版時間を繰り上げて、できるだけ早く読者へ新聞を届けたいという気持ちと、可能な限り最新のニュースを掲載したいという気持ちとが入り混じっているのだと思いますが、あす11日付けは統一地方選(宮城県は延期)の投開票結果を掲載するため大幅に降版時間を遅らせるとのこと。都知事選がメインの選挙結果を被災地の方々が、どれほど紙面でその結果や解説を読みたいのか…。大幅に降版時間を遅らせる価値があるのかどうか、疑問が残ります。


* * *

 きょう、津波によって甚大な被害を被った牡鹿郡女川町にある梅丸新聞店(阿部喜英所長)へお見舞いと激励を兼ねて伺ってきました。ツイッター上で被害の状況や「配達を再開した」などのツイートを読んでいたのですが、「もう落ち着いたかな」と思いつつ、いてもたってもいられなくなり連絡を入れたところ、「いろいろな方と会うのは元気のもとになるので、ぜひお越しください!」との返事。販売店に必要な指サックなどの事務備品を持っていきました。
漁港跡.jpg 仙台東部道路から三陸道路を抜けて石巻市、女川町へと進むにつれて、津波による爪痕が尋常ではなく、街ごとのみ込まれたような状況でした。1ヵ月たった今も「街」の息遣いは感じられません。

 
 阿部さんの仮店舗で待ち合わせをして、津波の被害を受けなかったご両親のお宅へ案内され、いろいろと話を聞きました。地震直後から新聞配送と宅配の再開までのこと、配達スタッフの9割が津波で家を失くしてしまったこと、販売店の仲間がバイクを貸してくれたこと…。「約600件程度まで配達できる読者が戻ってきた。折込チラシが何とか戻ってくれば…」と阿部さん。経営者としての強さを感じました。


津波の被害を説明してくれた阿部さん.jpg 新聞を待っている読者がいる限り届けるという姿勢は、同じ販売人として本当に頭がさがる思いでした。また、このような時こそ発行本社からのバックアップが必要なのだとあらためて感じました。
 阿部さん、無理しすぎずに踏ん張りましょう! そして、必ず再生されることを願っています。
※「ここまで津波がきたんです」と被災前の女川湾の航空写真を指して説明してくれた阿部さん。

※県内の新聞販売店関係者被災状況(4月15日現在)   
死亡:店主 1名、店主のご家族 1名、従業員 19名
行方不明:従業員 22名+数名
店舗被害:津波による流出 16件、倒壊 3件、床上浸水 16件

posted by 今だけ委員長 at 18:08 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記

2011年04月06日

報道写真集「3・11大震災 巨大津波…」の購入にご協力ください

 「3・11東日本大震災」から26日目のきょう4月6日は、「新聞をヨム日」。春の新聞週間が始まり全国各地で試読紙の街頭配布など各地でさまざまなキャンペーンが行われるはずでした。

HAPPY新聞7.jpg 今だけ委員長も仕事で400世帯超のマンション内で試読紙配布の段取りを管理組合とつめていた矢先に「ドッカーン」ときてしまい、その取り組みもキャンセルせざるをえませんでした。とても残念ですが仕方ありません。
 配布する予定だった「HAPPY新聞7」(日本新聞協会発行・タブ12頁)も手つかずのままですが、せっかくなのでどこかに配りたいなぁと考えています。最終面の江口洋介さんのインタ記事も結構読み応えありますね。


 家屋の倒半壊や退去命令が出されたマンションの住民が避難所生活を余儀なくされていることもあって、販売店にも「一時避難のため購読休止」の連絡が鳴りやまず、配達部数が相当減少しています。折込チラシも「自粛ムード(ACのテレビCMなど)」に影響されているのか、3月11日以前に戻るまでは相当の時間が掛ると思われます。

 一方、とてもありがたい動きもあります。先日仙台を訪れた神戸新聞DS労組の方の口添えなのでしょう、震災以降、神戸市在住の方からの新聞(郵送)の申し込みが15件も寄せられています。そのほか、沖縄県に住んでいる方からも購読申し込みが来ているというのです。「被災地の情報が必要」という方もいらっしゃると思いますが、被災地で発行を続ける新聞社への支援を新聞購読という形で表してくれる方も少なくないと感じています。とてもありがたいことです。
* * *
1301536276_m[1].jpg 当ブログでは「広告を載せるとアクセス数を稼ぐことが目的化しているように捉えられるので注意を」というある方の指摘を受け、アフィリエイト広告などを一切組み込まずにこの5年間運営してきました。しかし、今回の震災による二次的な被害として新聞社及び販売店の経営危機があげられます。津波の被害を受けた沿岸部の販売店の存続問題も深刻ですが、新聞社と多くの販売店の経営が元の状態に戻れるのかどうか不安が拭いきれません。もちろん「戻す」ために全力をあげるわけですが、労働者の雇用についても不安定な状況にさらされることも想定されます。
 何とか1円でも多く収入をあげたいという思いから、当ブログへ所属販売店の「書籍販売」のリンクを張ることとしました。販売するのは、報道写真集「3・11大震災 巨大津波が襲った 発生から10日間 東北の記録」(税込価格1000円)。A4判128ページ、4月9日発行。

 ぜひ、多くの皆さまに購入いただきますようお願いします。

▽注文はこちらのサイトから↓
http://www.senpan.co.jp/shop/product.php?id=168

【お知らせ】
4月12日から河北仙販HPからの注文が復旧しました。
上記アドレスからご注文ください。

【お詫び】
上記サイトからの注文ができない状況になっています。ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。不具合の原因や上記サイトでの注文受付を削除したことについては、同じ社内でありながら全く連絡を受けていますというお恥ずかしい状況です。まだまだ顧客を向いた仕事をしていないと反省しております。ご勘弁を…。

引き続き、今だけ委員長サイトからの注文を以下のメールから受け付けています。引き続き、よろしくお願いします。

koseki.k@gmail.com


posted by 今だけ委員長 at 23:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍紹介

3・11大震災の報道写真集が発売されます!

緊急出版! 
3bb111d9feb07bf621030bf86c52d526.jpg 
「報道写真集 3.11大震災 巨大津波が襲った 発生から10日間 東北の記録」が4月9日に発売されます。
 ただ今、私が勤める河北仙販で事前の注文を受け付けています。
  申込はコチラ↓
http://www.senpan.co.jp/shop/product.php?id=168
posted by 今だけ委員長 at 23:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信

背伸びしちゃいけない 自分でやれることからコツコツと!

 3・11大震災から25日目のきのう、わが家にも都市ガスが復旧しました。久しぶりに娘と一緒に風呂へ入ろうと思ったら、「嫌ぁ〜」と大泣きされて、「この3週間で何が変わったのだ」と考え込みながら湯船にジャっポン。いやぁ〜気持ちよかったです。
まだ自宅のお風呂に入れない方ゴメンナサイ。

 震災後、自分も一応被災地にいたから被災者と呼ばれるのかもしれませんが、津波などの大きな被害を受けなかった私はいてもたってもいられず、ボランティアセンターへ連絡しました「何かお手伝いできることないですか」と。そうしたら、いるんですそういう方が。こういう時に「誰かのために何かをしたい」と思っている人って結構いるのだなぁと、つくづく感じるのです。
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  家の中は泥と松の枝のじゅうたんのような状態です

 私は日曜ボランティアとしてこれまで2回、津波の被害を受けた若林区七郷エリアのお宅に伺って、がれきや水に浸かった家財の撤去などの手伝いをしています。5人くらいのチームに振り分けられて作業をするのですが、水田の粘土質の重たい泥に浸かった松の枝はスコップが使いものにならないので、とても難儀します。畳も3人がかりで運ぶのがやっとです。
 でも学生さんなどと世間話をしながらの作業は、とても有意義なものです。それぞれの人生観というか40半ばの若輩者の私ですが、若いのに立派な人は結構いるものだと心穏やかになりながら流す汗は、日々のストレス発散にも効果的でした。話が盛り上がって新聞購読もしてもらったりというプレゼントまで頂戴しました。
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  かなりへばり気味の筆者

 たまたま私は家族が理解をしてくれて、休みの日にそのような活動に参加することができますが、無理は禁物です。自身の生活の安定があって、はじめて困っている相手へ手を差し伸べられるのだと思っています。ただがむしゃらに、正義感だけでは長続きしないどころか相手に不快な思いをさせてしまうこともあるものです。
 けして背伸びしちゃいけない。やれることからコツコツが一番です。しょせん自己満足なのかもしれませんし、被災地にヒーローなど不要なのですから。

▽SOS鳴りやまず 被災者の電話相談殺到 仙台
http://bit.ly/f3kfWy

▽都市ガスの復旧作業をしている方からこんな話を聞きました。「不法駐車している車両が邪魔になって開栓作業に手こずっている」。車両の駐車は所定の場所へお願いします。

▽石巻市立渡波小学校に避難している方(その方の親族から)から連絡をもらいました。「これまで避難所に届いていた河北新報がこの4日間届いていない。テレビもない状況なので情報は新聞からしか入手できない。とても不安だ」。さっそく河北新報社の販売部に連絡をして確認を取ったところ、「新聞は役所へ納品したあと、各避難所へ届けるのは役所側が行っているそうだ。さっそく連絡を取り、早急に渡波小学校へ届くように手配する」という対処をしていただきました。
posted by 今だけ委員長 at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信

2011年04月01日

前へ、前へ進みましょう!

 いまだに余震が続き、酒を煽っても深い眠りにつけません。

 3・11大震災から20日目。あすから新年度だというのに、エイプリルフールでギャグをかます余裕もないというのが率直なところ。でも、津波の被害を受けた沿岸部地域でも生活が始まり、「新聞を届けてください」という連絡を受けるたびに「もっと大変な人たちががんばっている。へばってなんかいられない」と元気をもらっているこの頃です。

東日本大震災トピックス6 001.jpg 先週の日曜日は仙台市若林区で農業を営むお宅(2軒)へうかがって、瓦礫や不用品の撤去と畳あげなどの手伝いをしてきました。比較的津波の被害が少ないとはいってもそのお宅は床上1メートル程度浸水し、海岸線の松の木が窓を破って部屋の中に散乱していて足の踏み場もないほどでした。また、水田の土が押し流されたので粘土質の重たい泥が畳に付着し、一人では担げないほど重く作業はかなりハードなものです。あさっても同じエリアで後片付けなどを行う予定です。
 「ボランティア登録」などというと会社の許可がどうこうと面倒なので、休みの日にボランティア登録をしている友人の後に付いて(自転車で行ける距離)、指示されたことを黙々とこなしています。迷惑にならない程度に…。

東日本大震災トピックス6 006.jpg その仙台市若林区は今回の震災で延べ面積の57%が津波により浸水しました。その浸水したエリアのほとんどが農地(水田)で、農業を営んでいる住民もその多くが高齢者です。昼の休憩の時は、避難所から持ってきたしわくちゃの新聞を広げながら「しゃねぇな。前に進むしかねぇんだ」といって、スコップを握る。そう、立ち止まってはいられません。前へ、前へ進むしかないのです。
▽仙台・若林57%浸水 津波、内陸に最大4キロ(河北新報 3月29日付)
http://bit.ly/fH9hAW


*  *  *
東日本大震災トピックス6 010.jpg 先日、神戸新聞・DS労組の仲間が見舞いに駆けつけてくれました(河北新報労組へ訪問)。16年前の阪神淡路大震災で体験されたことと照らし合わせて、ツイッターなどのソーシャルメディアを活用して新聞社が積極的に情報発信できる優位性などについて意見交換をしました。同労組の長沼委員長は「16年前は新聞産業も販売、広告ともに上昇基調という後押しもあって、神戸新聞は経営的回復も比較的早かったのだろうと思う。しかし、いまは…正直厳しいと思う」。また、「震災で家を失い仮設住宅で暮らすお年寄りなどが孤独死をするという社会現象が起きた。被災者の心のケアも重要。人と人とをつなぐ、いろいろな場を提供することも新聞の役割だ」と語ってくれました。
 長沼委員長どうもありがとう!


 河北新報の紙面には阪神淡路大震災を経験された神戸市民からの応援メッセージが日々掲載されています。3月26日付の一部を引用します。


▽阪神淡路大震災で、生き地獄を体験しました。こんなことは二度と起きないようにと祈っておりましたが、再び大震災が起きてしまいました。生き残った方は、亡くなった方の分まで生き抜く義務があると思います。難しいかもしれませんが、「宿命」を「使命」に変えて、希望と勇気を持って立ち上がり前進してください。大丈夫です。神戸も完全復興しています。私も神戸の地から、自分のできることを実行していきます。(神戸市灘区・児島信子・主婦・52歳)


▽連日報道される惨状を見るたびに、阪神淡路大震災で家も何も全て失った自身の悲しみを思い出します。皆さんのつらさが共有できる神戸市民として、いち早く義援金に協力しました。被災したからこそ分かる生活用品など、救援物資を集めています。そしてこの気持ちは、全国民に広がっています。東北の方々は本当に我慢強いと思いますが、泣きたいときは我慢しないでくださいね。皆さんは独りじゃないってこと、お知らせしたくて。(神戸市長田区・山本和代・会社員・45歳)


▽16年前の大震災で自宅が全壊し、1カ月後、仙台に半年ほど単身で疎開しました。優しく温かく迎え入れてくれた仙台市、泉区、七北田中学校の皆さん、その3年後のインターハイで仙台に行ったとき、大きく記事にしてくださった河北新報さんにあらためて感謝申し上げます。まだ連絡が取れない友人がいますが、きっとどこかで無事に頑張ってくれていると信じています。(神戸市東灘区・鍵田祐子)


 口先だけではなく、まず行動すること。前へ、前へ進みましょう!

【追伸】
 仙台市内は都市ガスも復旧しはじめ、ライフラインがほぼ確保されてきました。食料品も種類さえ少ないものの不足なく流通網が機能しています。困ったことといえば、ガソリンの供給がいまだに安定していない事ぐらいです。
 全国の皆さまから生活支援物資などが送られています。今だけ委員長のところにも「何か必要なものは?」というありがたい連絡をいただくのですが、今回の地震災害の多くは津波によるものです。津波の被害を受けた沿岸部の被災者へそのような支援物資が届くよう、各方面の方々のご協力をいただきたいと思います。

posted by 今だけ委員長 at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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