2008年10月31日

マーケティングプラットフォームが確立する前に新聞は何を準備しておくべきか

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次世代マーケティングプラットフォーム―広告とマスメディアの地位を奪うもの―
著者 湯川鶴章(ソフトバンククリエイティブ)1,600円


 時事通信社編集委員の湯川さんが「自身のメディアの未来探求はこれで終わりにしたい。この本を総括としたい」と言い切る気合の入った1冊。
 湯川さんとは2004年に新聞労連の会合でお会いしてから、4回ほど講演を聞いたし、酒を飲みながら話す機会もありました。常にメディアと広告とウェブの未来を探究されて、歯に衣着せぬ話しぶりに「こんな上司がいたらなぁ」と思ったものです。

 湯川さんがなぜ本業の新聞業界のこと以上に広告やウェブに関する著作が多いのか?そこを理解しないとそれぞれのメディアが抱える産業問題というものを議論する土俵にはあがれないと思います。なぜならマスメディア(新聞でいえばジャーナリズムか)を資金的に支えているのは広告ビジネスなのだから。

 まず本書を読んでみては?と思いますが、新聞販売労働者の私が見入ったのは既存のマスメディアが失ってしまった「三河屋さん的サービス」。それがしつこく(笑)書かれていて、テクノロジー企業には総量で足元にも及ばないだろうが「アナログの強さ」というか、新聞販売店は町の三河屋さんに徹するべきだと再認識したし、新聞産業は持ち合わせている手足を使いきれていないと感じました。

 メディア企業(特に新聞だと思って読みました)は今後どう進むべきかという提言されています。
(ここから引用)…表現好きの人間が多く残っているからこそ、メディアや広告企業は、時代の波になかなか乗れないのだと思う。競争のルールが、表現力の個人戦からテクノロジーを使った団体戦に変化しようとする中で、最後の最後まで個人戦にこだわっていたい人間をたくさん抱えているのだから身動きが取れないわけだ。こうしたことからも、時代を変えるのは業界の中核にいる老舗企業ではなく、周辺領域に登場した新興企業になるのは、歴史の必然なのかもしれない。…表現を核にした仕事を続けたいのなら、これから来るであろう不透明な時代を生き抜くしかない…(引用終わり)

 また、新聞労連の産業政策研究会にも湯川さんからこんなメールもいただきました。「別にみなさんは最新の広告トレンドを知る必要もないし、デジタルサイネージなんて詳しく知る必要もありません。マーケティングプラットフォームが確立する前にどういうメディア、コミュニティを作って準備しておくべきかを考えることが最優先課題だと思います(イイところだけ抜粋しました)」と…


 いまamazonで注文しても1カ月待ちの状況ですが、「電通vsGoogle」という発想とは別次元のメディア、広告、ウェブの方向性をイメージできると思います。

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2008年10月29日

消費者が変わった 広告も変わらないと

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明日の広告―変化した消費者とコミュニケーションを取る方法―
著者 佐藤尚之(アスキー新書)743円

 今年4月から、これまでの営業企画部門から管理(財務)部門へ異動して半年経ちました。財務管理による企業マネジメントの重要性についても徐々にではありますが理解を深めています。
 デスクワークばかりしていると「生活者感覚」「市場の反応」からズレてしまうのではないかと、しきりに地域で開催されるイベントへ顔を出し「生活者」の声を拾うようにしています。部門に関係なく「消費者本位」の発想を持ち続けることが新聞販売業のみならず企業活動には欠くことのできないことですよね。

 最近購入した書籍を並べてみるとマーケティングや広告に関連するものばかり。このブログでもいろいろ紹介していきたいと思っていますが、今回はイチオシの「明日の広告」についての感想を。


 本書は今年1月に発行され、多くの広告・メディア関係の方が読まれたと思います。4大マスメディア広告費が前年比を割り、かなりネガティブな雰囲気にある広告・メディア業界にあって、電通に勤務する佐藤尚之氏がポジティブに「消費者へのラブレター」というキーワードを使って、消費者の変化に対応する具体的手法について書かれています。メディア・ニュートラルな時代に「わかっているつもり」が一番怖いと指摘する佐藤氏。そうそう業績が伸びない時などよく言われますね「初心に帰れ!」とか。創業時の精神とかは必要でしょうけど、以前と同じこと(初心に帰ればという感覚)をしていれば業績は伸びるはずと顧客のニーズを決めつけて発想するお偉いさんって少なくありません。「わかっているつもり」で営業戦略を立てると成果が表れないばかりではなく、逆にターゲットから嫌われる時代なのです。

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posted by 今だけ委員長 at 22:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍紹介

2008年10月25日

ふれあい市へいらっしゃい!

 きょうとあすの二日間、若林区卸商団地にある卸町サンフェスタで、「秋のふれあい市」が開催されています。

 先週に引き続き、ブーススタッフとして参加してます。正面入口の左側にいますので、声かけてくださいね。目印は‘かほピヨン’ですよ〜。

 この地域イベントに参加して6年くらいになるのですが、相変わらずすごい人出です。
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2008年10月24日

11月イベントのお知らせ/きもので闊歩&宮城いいものまつり

 着物de仙台ぶらり
 2008年11月3日(月・祝)13:30 JR仙台駅ペデストリアンデッキ集合

▽イベント告知を2つさせてください。
 ひとつ目は、“きものでもっと楽しもう”を声高に叫んでいるキモノガタリ2008実行委員会の営業Gメンはづたんさんからのご案内。11月3日はきもので街を闊歩してみませんか?
 着物de仙台ぶらり
【開催日】2008年11月3日(月・祝)13:30〜
【開催地】JR仙台駅ペデストリアンデッキ集合
【問合せ】きもの日和inみやぎ
【URL】http://miyagikimonobiyori.web.fc2.com/info.html
 最近、着物を着た淑女をよく見かけます。現代風にアレンジされたキモノで街を闊歩する…これは仙台の注目トレンドとして キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
 ぜひ、ご参加ください。私も予定が合えば参加したいと思います。もちろんキモノで!
P.S.mixi「仙台市若林区だいすきっ。」の管理人も務めている行動派のはづたんさん。PRにも余念がありません。
http://kimonobiyorimiyagi.blog60.fc2.com/

 二つ目は、手前みそですみませんが、Mr.わかばやしくこと畠山さんから手を握られ協力を求められた宮城ブランド発信フェア2008のイベント。無料タイムサービスプレゼントも盛りだくさん!
宮城いいものまつり
【開催日】2008年11月15日(日)11:00〜15:00
【開催地】河北新報社駐車場(青葉区五橋1-2-28)
【問合せ】河北新報社広告局「宮城ブランド発信フェア」TEL:022(211)1344
【URL】準備中
 今朝の河北新報にもでかでかと掲載されていました。まつりで使える地域通貨(お買い物券)が当たる抽選券もついてましたね。
 地域に根差した新聞社として、宮城ブランドを推進する皆さまの情報発信をサポートしていこうという企画です。

 11月も街を元気づけるイベントが盛りだくさん!ぜひ足を運んでみては。
posted by 今だけ委員長 at 11:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信

2008年10月22日

部屋に新しい生命が仲間入り!

d05cdff0ca93b1fe5d631777a6722c93.jpg この前の日曜日に購入したオリーブの苗木を新しい鉢に移し替えました。
 東北地方では「地植えは難しい」と言われたのですが、じっくりと栄養を与えて来年チャレンジしてみます。(実の)収穫は期待していないけれど、オリーブの花は結構いいものです。
 その花言葉は「平和」「知恵」です!

 つりあわないって?誰と…
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2008年10月19日

行楽の秋 イベント盛りだくさんですよ!

 ホントは昨日のうちにアップすべきなのですが、おいしい日本酒を飲みすぎたせいか、夕食後の19時には寝てしまい・・・10時間も寝てました。だから昨日ネタとけさネタをチョコチョコッと書いてみました。

 前日に引き続き、午前中から仙台朝市60周年イベントのお手伝い。北杜学園の学生ボランティア15名も加わって、県内産の牡蠣を使ったかき汁や栗原地区でとれたキュウリを来場者へ振舞いながら「栗原復興支援チャリティ」に取り組みました。

 ボランティアの学生諸氏は社会学習の一環として参加。事務局では人手が足りずアルバイト募集を呼びかけたところ、「バイト料は不要なのでボランティアなら・・・」という学園側の意向とが結びついてもの。事務局では「ありがたい。その代わり弁当はゴージャスにしました」とほのぼの。はじめなかなか声が出ない学生の皆さんに「恥ずかしいと思うのは、まだ栗原地区の方々のためにという気持ちになっていないから」と今庄八百屋の専務さんに気合を入れられ、大きな声を張り上げる学生さん。何を学べたかなぁ。

 久しぶりの立ちっぱなしで足が棒のよう・・・日頃の運動不足を痛感しながら、自分へのご褒美として県庁へ向かいました。目的は「第10回宮城県清酒鑑評会一般公開」を見に?いや試飲です。
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 この鑑評会は宮城県産のお酒を試飲(その数100種類以上)できるとあって、日本酒フリークの間でも話題になっていたイベント。スポイトで適量をコップに移しながら利く(試飲)のですが、全種類をなめるだけでもほろ酔い気分に・・・今日も開催されていますので、ぜひ足を運んでみては!

 この試飲(試飲の範囲を超えていたかも)が結構効いてノックダウンしたんですが、ずっと寝ていられないものです。この歳になると・・・
 で、楽天イーグルスの非公認マスコットキャラクターMr.カラスコと一緒に朝から掃除をしてきました。
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 若林区民まつりのプレイベントとして催されたこの企画は、朝8時から会場付近の清掃活動(カラスコを捕獲するとの案内ですが)をするというもの。思いのほか参加者が少なく(20名程度)、カラスコも不満そうでしたw
 ゴミ拾いよりもカラスコの撮影会という感じもしましたが、参加された皆さまお疲れさまでした!

 行楽の秋、皆さんはどちらへお出かけですか?
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2008年10月17日

仙台朝市  60年の笑顔を次の世代へ

 仙台市民の食文化を支えてきた仙台朝市。「イラッシャイ×2」と威勢のよいチョットかすれがかった独特のかけ声は、飲食店の仕入れ先としてはもちろん、日によっては観光客でごったかえすほどの盛況ぶりです。
 そんな仙台朝市も今年で60年を迎え、きょうとあすの2日間「おかげさまで60年 感謝のつどい」(主催:仙台朝市商店街振興組合)が開催されています。
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 河北新報にも掲載されましたが、今回の催しのテーマは「60年の笑顔を次の世代へ」。親子二代にわたって仙台朝市を支える商店会の皆さんがモチーフになっています。とてもいい写真(ポスター)ですね!
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 来場者には記念品(10時から先着1,000名)とかき汁(11時から先着1,500名)が振舞われます。今日は13時の時点でかき汁は完食〜。
そのほか。袋詰め特売や100円均一セールなどイベントが盛りだくさん。
 もちろんかほピョンくらぶブースも出店しています。名づけて「食べる栗原復興支援!」。会員証持参の方へ朝市商品券などが当たる「ガラポン抽選会」(17日のみ)や震災復興(栗原地域への)チャリティー募金なども行っています。あすは私も張りついていますので、お時間のある方は“かき汁”食べに来てください!(早く来ないとなくなっちゃいますが…)
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2008年10月15日

新聞週間に考える…表現の自由と知る権利

 秋の新聞週間が始まった15日。札幌市内で第61回新聞大会が開催され、「新聞の価値を未来につなぐための不断の努力を続けていくことを誓う」との大会決議が採択されたようです。このほか読者を招いた「記念の集い」(新聞協会主催)が、東京(20日)、大阪(18日)、名古屋(17日)、福岡(15日)の主要都市で、開催されるようです。

 おととしまでは全国各地の販売店も試読紙と一緒にPRグッズを大々的に配布していたのですが、経営的にもお寒い状況の中で「余計な経費はかけられない」ということもあるのでしょう、以前のようなお祭りムードのイベントは紹介されていません。
 誰のためのイベント?…新聞を知らない人はいないし、地域に根ざした地方紙のブランド力は相当なもの。ホントは「うちの新聞はこれやります!」とか読者に何かしらの宣言でもして、もっとPRするべきだと思うのです。新聞協会という緩やかな任意(強制か?)団体が振る御旗に隠れていないで…。


 そんなこんなで、まったく新聞週間のイベントらしきものがない今だけ委員長の地元では、若手の弁護士らが「表現の自由を考える市民集会」(仙台弁護士会主催)が催され、『国分寺ビラ配布弾圧事件』当事者の幸野統(おさむ)さん(東京都国分寺市議会議員)と担当弁護士の富永由紀子さんを迎えて勉強会が行われました。
 今年4月に最高裁で上告が棄却され有罪(罰金刑)が確定した「立川自衛隊宿舎ビラ配布事件」は記憶に新しいところですが、反戦ビラや共産党機関紙の配布等に対する裁判が(都内で)続発しているようです。国公法弾圧堀越事件葛飾ビラ配布事件国公法弾圧世田谷事件などなど。

 国分寺ビラ配布弾圧事件の概要は、今年5月18日にオートロックマンションの集合ポストへ市議会報告のビラ(公費で作成)を投函した幸野さんが、「関係者以外の立ち入り禁止」と「ビラ、勧誘一切お断り」の張り紙を無視してビラ配布をしたとして、住民が警察へ通報。警察署で事情聴取を受けた幸野さんだったが、翌6月にマンション住民であり管理組合副理事長の新海さん(この方も国分寺市議で自民党)が単独で被害届を出し(管理組合で決議はされていない)、書類送検されたというもの。結局は被害届が取り下げられ「不起訴」となったのですが、集合ポストへのビラ配布も住居侵入罪が問われるのかという大きな問題をはらんだ事件だったのです。

 このようなビラ配布をけん制する警察(公安)動きは、2003年のイラク戦争からより強化されたと参加した弁護士の皆さんが話していました。米国追随の「戦争する国づくり」、そのための「改憲」。悪政の真実が知れ渡ることを阻止するため、メディア(特に新聞)を抑え込んだ次はビラ配布ということなのでしょう。これって国家権力の情報統制ですよね。集会ではマスコミへの批判も寄せられ「すでに一般新聞は政権の機関紙と化している」と皮肉られる場面もありました。

 確かに年々増え続けるオートロックマンションの集合ポストには、ピザ宅配や出前すし店のチラシが毎日のようにポスティングされているし、私たち新聞販売店も集合ポストへ「購読申込はがき」をPR的(特に日経さん)に投函しているのが実情ですね。キチンと管理人さんにお伺いをたてても「管理組合で一切の配布物投函が禁止になった」と選挙公報すら配布出来ないところまであるようです。マンション住民の知る権利ってどうなんでしょう。ポストに入れていいのは契約した新聞と郵便物だけでいいのかなぁ…

 新聞週間スタートの日に販売労働者が「表現の自由」と「知る権利」についてチョットだけ考えてみました。

 
posted by 今だけ委員長 at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年10月14日

せんだい・みやぎオータムセミナー2008へ行ってきた!

 きのうは「せんだい・みやぎオータムセミナー2008」(主催:せんだい・みやぎオータムセミナー実行委員会)へ行ってきました。
 今年2回目を迎えるこのセミナーは市民相互の学びあいを目的に、150の講座から自分が興味のある話を聞けるというもの。参加費は無料。
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 私は藤本雅彦さん(東北大大学院経済学研究科教授)の「大学の講義では語れないキャリア・マネジメント論」と小笠原裕さん(東北学院大経済学部経済学科教授)の「自由化論争」を受講してきました。

 1時間目の藤本さんは「偶発性理論」を自らの半生をひもときながら解明し、自分の人生を「こうしたい」と思うより「こうなりたくない」というライン(ゴルフに例えればOBライン)を設定することを説きました。考えてみれば自分のこれまでの人生も予期せぬ出来事が8割以上。その予期せぬ出来事には必ず人との出会いがあるものですね。想定外な人生も楽天的に良い方向に考えた方が充実するというわけです。

 2時間目の小笠原さんは「リカードの比較的理論」を用いて、WTO(世界貿易機関)で起きている自由化論争の根本的問題を解説しました。コメの輸入自由化推進派である同氏は、「コメ問題は食糧問題でも農業問題でも日本文化の問題でもなく、新世界秩序の問題」と定義。同氏の著書「農業に明日はない」に以前から興味があったので「なるほど」わかりやすい講義でした。

 このほか、起業家や学生、県会議員、NPOの代表など各分野の講師150名が集い、話を聞きながら「自分探し」ができるっているのは素晴らしいことですね。
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2008年10月12日

進化するメディアの土俵にあがらないままでよいのか?

 今日は新聞社が取り組む地域SNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)についてひと言。

 SNSというと日本ではミクシィ(登録者1,400万人超)やGREEがメジャーですが、各国でもFriendstar、Cyworld、Orkut、MySpaceなどのSNSがコミュニケーションツールとして多くのユーザーに活用されています。
 SNSの仕組み自体は、社会的ネットワークの構築の出来るサービスと定義され、インターネットなどを活用して消費者が内容を生成していくメディア「CGM」(コンシューマ・ジェネレイト・メディア)に分類されます。最近はケータイでの利用が増えているようです。


 ミクシィのような大所帯SNSの登録者数が頭打ち現象にある一方、地域単位のSNSもその数を増やしています(2006年12月時点で210サイト)。
 新聞社でも佐賀新聞社「ひびのコミュニティ」、河北新報社「ふらっと」、新潟日報社「アメカゴ.net」の3社が地域を重視したコミュニティーサイト(SNS)を展開しています。いまでも業界内では「SNSをやって儲かるのか?」といった慎重論が多くを占めていますが、それは新聞社のWEBサイトも同じこと。WEBでのビジネスモデルは広告収入・ユーザー課金・シナジー効果(購読者の囲い込み)であって、SNSを提供する側は特にシナジー効果を期待しているはずです。
 その地域SNSを運営する団体らが集まる全国フォーラムが、10月17、18の両日、佐賀県内の3会場で開催されるそうです。


 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)を生かし、ローカルエリア内での人々のネットワーク、絆を活性化させようとする動きが、2005年頃から盛んになっています。この「地域SNS」と呼ばれる、実社会に密着したウェブ上のコミュニケーションツールは、これまで点在していた地域の人々や各種サークルを有機的に結び、そこで生じたシナジーは、地域社会の活性化、問題解決といった成果を生み出しつつあります。
 第3回地域SNS全国フォーラムin佐賀では、ユーザー、運営者、行政、企業などの様々な視点から、地域コミュニケーションインフラとしての「地域SNS」について、更なる可能性を探ります。 (同サイトから引用) 

 実行委員会の事務局を担っている佐賀新聞社デジタル戦略チームの方々による事務局ブログにも今回のフォーラムの「面白い仕掛け」などがアップされています。地域SNSの活用・運営に興味のある方はぜひご参加ください。

 業界内ではWEB事業を含めて先進的な取り組みをされている佐賀新聞社(デジタル戦略チーム)ですが、同社は今月8日からニコニコ動画に公式動画コーナー「ひびじょん」を開設しました。佐賀県のよいところを伝えようと報道機関では初めての取り組みです。アップされている「佐賀のヒーロー・なつレンジャー」や「ムツゴロウ恋の季節」は見ていて心が和みます。

 おそらく業界内では「(ニコ動を)そんなもの」と見下す方々も少なくないはず。M1層が多く利用するニコニコ動画は低俗なネタが多いというイメージですが、配信されている動画やコメントのすべてがそういったものばかりではありません。それよりもCGMのイノベーションが進化している状況下で、そのようなメディアの土俵に新聞社があがらないままでよいのかと心配になってきます。(紙の)購読者を維持していくのはもちろんですが、購読率が低いといわれるM1層とのコミュニケーション手段が従来のような訪問販売(そのほかいろいろやってますが)だけでは行き詰っていることをみんな知っているはず。ニコ動への「ひびじょん」開設もM1層(限定ではないと思いますが)へのアプローチなのだと感じます。


 ローカルメディアを先行する佐賀新聞社が、新聞の未来像を一番予見しているのかもしれません。

posted by 今だけ委員長 at 04:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2008年10月11日

B嫁とお出掛け「あんた女の子と酒には弱いんだから…」

 B嫁のお付き合いで、きのうから藤崎で開催されている「ウォッチン!みやぎフェア」(15日まで)に行ってきました。

 7階特設会場に設けられた各ブースを見ていたら、「小関さん!」と呼ぶ声が…あるイベントでご一緒した方が「むすび丸」のおにぎり販売を手伝っていて、「もう残り少ないんですよ〜」と買って目線を感じ、思わず「じゃ2つください!」と。
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しばらく散策していると今度は「どうもぉ」と声を掛けられ、振り向けば森民酒造の石○さんではありませんか。二杯ほど試飲をしたら買わないわけにはいかないでしょう…純米吟醸ひやおろし1850円(720ml )を購入!
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 森民さんのブースは盛況で、「小粋なすずめ」を積極的にPRされていました。
 B嫁には「あんた女の子と酒には弱いんだから…」と皮肉っぽくいわれ、「自分の小遣いで買いなさいよ」と。でもお付き合いがあるじゃないですか…ねぇ。

 お目当ての洋菓子とキムチを買い込んで、イートインコーナーで昼食。うな貴さんの「うな天丼」とおり久さんの「みそラーメン」を注文して、二人でシェアしていただきました。かなりならびましたが・・・

 仙台商人の代名詞といわれる藤崎さんも集客に一生懸命だなぁと感じます。すでに家電は大手量販店の独壇場と化し、ブランドものの宝飾・洋服もアウトレットモールやPARCOなどの競合店が進出してますからねぇ。仙台の老舗百貨店「藤崎」さん。応援しています!
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2008年10月06日

ラスト2試合 奮発してイーグルシートで観戦

 先発ローテーションなら今日はマー君なのですが、明日の最終戦に取っておいて浅井投手が先発です。
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 イベント割引ですが奮発してバックネット裏で観戦。もちろん今シーズン60試合をこなしたB嫁と一緒です。
明日の最終戦はレフト自由席ですが、ハラハラせずに有終の美(5位ですが)を見納められるように、今日で5位確定を決めてもらいたいです。
posted by 今だけ委員長 at 18:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信

2008年10月05日

ラスト3試合 ヤツが帰ってきた!

 今シーズンも残すところラスト3戦。

 延ばし過ぎで「もういいや…」という声も聞こえていたMr.カラスコが戻ってきました。それも2体も…
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 レフトスタンドはすごい盛り上がりです。ヤツの人気はたいしたものです。

 試合は5回を終了して1対0で楽天イーグルスがリード。岩隈投手の21勝とチーム5位浮上がかかる大事な試合です。
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2008年10月03日

新聞販売店の明暗

 社団法人日本新聞協会は10月1日、新聞販売所の地域貢献活動を顕彰する「日本新聞協会 地域貢献大賞」を発表しました。
 大賞に輝いたのは、岐新会(岐阜新聞販売店会)の「岐阜・各務原市境山火事跡地『緑の山再生プロジェクト』と環境保護活動」。そのほか、各地域で行われている福祉や清掃などの活動に取り組んでいる販売店など15の団体に地域貢献賞が贈られるそうです。授賞式は11月20日。

 以下、受賞された地域貢献の取り組みと団体名を掲載します(新聞協会HPから引用)

【地域貢献大賞】(1件)
◇岐阜・各務原市境山火事跡地「緑の山再生プロジェクト」と環境保護活動
 岐新会(会長・高木 和夫)
【地域貢献賞】(15件)
◇財団法人北海道盲導犬協会に盲導犬育成のため継続的に支援活動
 道新会札幌八日会(会長・奥山 隆)
◇秋田県八森・岩館海岸クリーンアップ活動
 秋田魁県北青年部会(代表・三澤 弘昌)
◇盛岡の清流 中津川を守ろう
 株式会社東北堂代表取締役社長・ASA盛岡東北堂所長 川村 清
◇道路クリーン作戦
 NIC真砂所長  寺澤淳一
◇朝日新聞石神井6店チャリティーコンサート
 ASA石神井北口、下石神井、石神井公園、高松、練馬春日町、富士見台(ASA石神井北口所長・金子 輝)
◇地域に信頼される販売店
 ニュースサービス日経西日暮里所長 西峯 行雄
◇販売店の傍ら30年以上続けてきた消防団活動
 中日新聞岩津専売店店主 時々輪 忠正
◇北國新聞北國会「ふるさとに感謝する地域貢献事業」
 北國新聞北國会(会長・田中 六郎)
◇「プルトップを集めて車いすを贈ろう」運動
 神戸朝日会(会長・大西 弘一)
◇警察署の防犯活動に長年にわたり協力
 京都新聞洛南販売所所長 松井 憲昭
◇山陽新聞山陽会セーフティーネットワーク
 山陽新聞山陽会加盟の岡山県内販売所(会長・三宅 清司)
◇因島村上水軍陣太鼓の復活と保存、普及活動
 中国新聞因島南販売所所長 岡村 俊典
◇資源を活かして車椅子をゲット!!
 徳島新聞みつわ会美馬支部(大舘 恵子)
◇「宿毛市グラウンドゴルフ高新大会」「宿毛市こども会ソフトボール大会」ほかスポーツ振興活動
 高知新聞宿毛販売所所長 田村 定也
◇「車いす送迎車を贈ろう!」キャンペーン
 西日本新聞エリアセンター連合会(会長・新田 快夫)


 新聞販売店もそれぞれの地域で素晴らしい取り組みをやってます。そりゃ新聞社の看板を背負って日々営業活動をしているわけですから、当たり前というか、そういうレベルになってもらいたいというか…

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posted by 今だけ委員長 at 22:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年10月02日

小粋なすずめをいただきました!

 きょうは一足早く自宅へ帰り、きのう買っておいた「小粋なすずめ」(森民酒造)をいただきながら、スカパーで楽天VS千葉ロッテを観戦。
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 この「小粋なすずめ」は仙台中小売酒販組合が「仙台の日本酒がほしい」との客の要望を受け、現在、仙台の旧市街地に唯一残っている蔵元の森民酒造本家に依頼し、商品化されたもの。1日から始まった仙台・宮城デスティネーションキャンペーンに合わせ、観光客にも売り込むとのこと。
  
 飲み方は常温、冷、温燗で試したのですが、個人的には温燗が一番マッチしているように感じました。純米酒で2,000円(1.8L)ですから、ぜひお試しいただきたい1本です。

 試合は「気抜け」したような貧打で完敗・・・あぁこれでまた最下位(0.5ゲーム差)です。残り5試合がんばってもらいたいものです。応援しましょう!
posted by 今だけ委員長 at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信

月極め購読料という概念は変わるだろうか

 10月から大幅に紙面を刷新(ブルームバーグ社からの記事配信)し、紙面のカタチ(ブランケットからタブロイドへ)も変えたフジサンケイビジネスアイ。

 何気なく
フジサンケイビジネスアイ新規購読申し込みのサイトを見ていたら、「期間限定1年間一括前払い購読割引キャンペーン」をやっていました。
 平成20年9月20日から平成20年12月31日の間に同紙を1年契約し、購読料をクレジットカード一括前払いにすると月極め購読料を12回払うより2カ月分安い42,000円(通常50,400円)で購読できるというキャンペーン(いわゆる年払い割引キャンペーン)。
 新聞は月極め購読料を基本にしていますが、一部の業界紙でやっている年間購読料へとこれまでの購読料(定価)の概念に変化が起きそうです。

 以前にもこのブログで取り上げましたが、再販制度は「新聞社が販売店に対して定価販売を守らせる制度」ですから、新聞社が二重の価格設定(年払い・月払い)をすることは可能。同グループの産経新聞だと購読者が多く、新聞社が顧客を管理しきれないため、購読者が比較い的少ない(新聞社が管理できる)専門紙から二重価格の設定に着手したと思われます。
 「適正な購読料であるのか」という議論はさておき、販売店からすると「1年分の前受け」は魅力的ではないでしょうか。


 さらに産経新聞グループでは産経新聞購読にプラス550円で同社発行の月刊誌「モーストリークラシック(定価1,000円)」のセット販売(併読割引)にも積極的に取り組んでいるようです。

 業界の切り込み隊長として業界の常識を打ち破るフジサンケイグループ…さすがです。

posted by 今だけ委員長 at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年10月01日

ANY発足会見から1年 恐竜はゆっくり歩きだしてきた…

 ANY(朝日新聞、日本経済新聞、読売新聞の業務提携)という単語が業界に出回ってからちょうど1年経った今日、朝日新聞社と読売新聞グループ本社が千葉県の船橋工場(朝日が所有)と香川県の坂出工場(読売が所有)で印刷の相互委託(朝日の印刷会社で読売を印刷し、読売の印刷部門で朝日を印刷)することを基本合意したと発表されました。相互印刷は2012年を目指すとしています。

▽会見の映像はコチラ
▽読売オンラインの記事はコチラ


 業界内ではANYの本当の目的は「経費がかさむ販売店の統合だ…」という見方が多数でしたが、ANY発表から1年で印刷そして(販売店への)共同輸送の協業に乗り出してきました(日経は地方紙とのつながりがあるのでどうなるか)。
 原材料費が高騰する中で、この10月からは4月に続き新聞用紙代がさらに値上げされるなど、新聞業界にとっては厳しい状況が続いています。相互委託によってどの程度の経費削減が見込まれるのか、またそのような現業部門の経費削減によって値上げをせずに持ちこたえられるのか(なぜ大々的に発表したのか)注目したいと思います。

 一方、販売店の相互委託はなかなか進んでいないと聞きます。当然双方の販売局間では熾烈な部数競争があるため、その仕事を背をわせている販売店へ「配達だけは協業して…」というのは現実的に無理があるかもしれません。しかし、新聞社はもちろんですが販売店も生き残りをかけて必死ですから、新たな流通網の模索を含めて近いうちに動きだしてくると思われます。

posted by 今だけ委員長 at 21:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ニュース

ホーム戦残り6 試合!

 きょうを含めてホームゲームは残り6試合となった楽天イーグルス。

 なんとか最下位は免れたいところ。マー君の力投に期待しましょう。10勝目がかかった大事な試合ですから。
 対戦相手の日ハムもクライマックスシリーズをかけた最終戦。ライトスタンドには平日では考えられないほどの応援団。応援合戦も最高潮です。

 あれ…マー君打たれて6点献上かぁ
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P.S.サンドウイッチマンのフィギュアはB嫁がゲットしてました。
posted by 今だけ委員長 at 18:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信

読者から届いた“あったかい”はがきエッセー

 衣替えとなる10月1日、社団法人日本新聞協会が「第15回新聞配達に関するはがきエッセーコンテスト」の審査結果を発表しました。
 入選作品は「コチラ」から。

 今年で15回目になるという同コンテストには国内外から6,126編もの応募があったそうです。
 読んでみるとどの作品も“あったかい感じ”がします。これから冬場に向けて新聞配達も大変になってきます。新聞社を叩くことなく、たわいもない新聞販売店従業員の不祥事を書き連ねる一辺倒の紙面が増えているように感じますが、まだまだ読者からのあたたかい視点を向けられていると実感できます。あとは、営業行為の方をしっかりしなきゃ…

【追伸】週刊ダイヤモンドで連載されている「ザ・メディア」(著:真山仁)のように新聞販売店の息子さんが「押し紙」に触れた作品を応募するようなことは…あり得ないでしょう。


 

posted by 今だけ委員長 at 07:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ニュース
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