このイベントは卸問屋さんが年に2回(4月と10月)一般の方を対象に卸売価格で商品(なんでもあります)を販売。市価よりもだいぶお安く、生鮮食料品も鮮度抜群ということで毎年5万人(2日間で)の来場者を集めるビックイベントです。
きのうはあいにくの雨でしたが、きょうは朝から良い天気。16時まで開催していますのでぜひ足を運んでみてください。
子供たちに囲まれるかほピョン。
仙台89ERSのマスコットキャラクター「ティナ」も河北仙販のブースにきて応援してくれました。
週刊ダイヤモンドに続き、新聞業界特集がまたぞろ発刊です。
大新聞(新聞記者)への対抗意識を感じる構成になっていますが、ターゲットは新聞業界の関係者に絞られていると感じます。副題にある「ネット社会の進展とともに反比例で地盤沈下する新聞メディアの『現在』と『未来』を剥ぐ大新聞の『余命』」なんて、新聞を読まない人には関係ないことですし、新聞購読者でもピンとくる方は少ないと思います。
内容はその筋で活躍している方々の寄稿で構成されていますが、かなりマンネリ感を抱いてしまう内容です。
大きなお世話かもしれませんが、“大新聞の「余命」”を縮めよう派の寄稿もパワーアップしているようにも感じる反面、伸ばそう派の提言を聞き入れる耳を新聞業界が持たなければ(実行に移さなければ)ダメなんですが…。インターネット時代の到来で情報の送受信の仕組みが大きく変わったという現実を直視しないとダメなんですよ。
ラインナップ
【第4の権力】有力政治家に呼びかけ「福田首班」を決定した「メディア界のドン」密室談合の真相/歳川隆雄
【トーク・バトル】現役新聞記者覆面座談会 死んでも書けないブンヤ稼業の「栄光」と「恥部」
【ネット戦略】朝日・日経・読売が提携する「ANY連合」の真の狙いは「販売網再編」にあり/佐々木俊尚
【地盤沈下】「信頼度」調査で日経、読売に抜かれ3位に!“盟主”朝日新聞の「劣化」が止まらない/塩澤和宏
【試算】年間200億円!? 創価学会マネーにたかる新聞に公明党批判ができるのか/寺澤有
【錬金術】「世界一の発行部数」で販売・広告の巨利を得る「押し紙ビジネス」の終焉/黒薮哲哉
【政治広告】泡沫候補にまで「広告費」1000万円が血税から! 大新聞の本音は「選挙ほど美味しい商売はない」/武冨薫
【未来】共同取材、共同印刷、共同販売によるコストダウンでも避けられない「新聞業界大再編」の衝撃/河内孝
【CJR特別版】「アメリカに記者クラブがあったらブッシュは大喜びするだろう」/マイケル・ホイット
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日経と朝日と読売、インターネット分野の共同事業と販売事業で提携3社の共同事業・業務提携・相互援助について
株式会社日本経済新聞社(代表取締役社長・杉田亮毅)、株式会社朝日新聞社(代表取締役社長・秋山耿太郎)、株式会社読売新聞グループ本社(代表取締役社長・内山斉)の3社は本日、インターネット分野における共同事業と販売事業における業務提携を進めていくことで合意しました。また、災害時等の新聞発行をめぐる相互援助についても覚書を締結しました。いずれも、読者の皆様に正確で迅速な報道と多様な言論を提供し、新聞事業のさらなる発展を図ることが目的です。
(1)インターネット分野での共同事業
3社は、新聞社が発信する報道や解説、評論の価値をインターネットの世界でも高めるため、各社が単独では展開できないサービスを共同で提供します。3社の主要な記事や社説の読み比べができるサービスのほか、インターネットの様々な技術を活用して、3社のニュースを共同で発信するためのツール等の提供も検討します。2008年はじめのサービス開始を目指し、その後も順次、メニューを拡充していきます。事業主体としては民法上の組合を設立することを検討しています。事業費は当面、数億円規模とし、3社が均等に負担します。
(2)販売事業分野での業務提携
3社は、配達の共同化などの提携を地域を選択しながら進めます。新聞の戸別配達網の維持・強化を図ることにより、多様な言論と報道を今後も全国津々浦々までお届けし、ジャーナリズムの健全な発展と国民の「知る権利」の堅持に役立てたいと考えています。配達共同化を段階的に拡大していくことで、新聞配達業務の効率化を図り、配達の正確性と迅速性を維持し、国民生活に不可欠な知的インフラである新聞の戸別配達網の強化につなげてまいります。
(3)災害時等の新聞発行の相互援助
3社は、災害やシステム障害などの不測の事態が発生し、新聞発行が不可能になったとき、紙面制作の代行、印刷の代行、輸送の支援などについて、相互に援助し合うことになりました。3社は現在でも、災害やシステム障害などを想定したバックアップ体制をそれぞれ独自に整えておりますが、万が一の事態に備えて、新たに3社間の相互援助体制を整えておく必要があると考えました。2008年3月末までに正式な協定を結ぶことを目指します。以上
他のメディアでは現時点であまり動きはありませんが、3社のサイトでは福田首相の所信表明を吹き飛ばす勢いでアップされています。天変地異でもあるまいし…