2007年09月29日

長井健司さんを追悼し「真実を世界伝えようとするジャーナリストの虐殺するミャンマー軍事政権に怒りを込めて抗議する!」決議を採択

 MIC(ミック)という団体をご存じでしょうか?
 正式名称は「日本マスコミ文化情報労組会議」(議長:嵯峨仁朗氏)。その名のとおりマスコミ・文化・情報に携わる労働者で構成する産別組織で、日本新聞労働組合連合・全国印刷出版産業労働組合総連合・日本民間放送労働組合連合会・日本出版労働組合連合会・映画演劇関連産業労組共闘会議・映画演劇労働組合連合会・広告労協・日本音楽家ユニオン・電算機関連労働組合協議会の9つの単産が加盟しています。組織人員は7万人。また「地方MIC」と呼ばれる29の地方組織と合わせると10万人規模の労働組合の連合会、協議会等で構成された組織です。
 
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 きょう、そのMICの第46回定期総会が都内で開催されました。今だけ委員長も幹事を務めていたので(今期で退任しました)総会に参加してきました。
 活動報告や財政報告、2008年度の運動方針などが採択されました。加えて5つの問題についても決議されました。
・「ミャンマー軍事政権に対し、長井さん殺害の真相を明らかにし、国民が切望する民主化の実現を求める決議」
・「労働法制の改悪に反対し、実行力ある改正を求める決議」
・「憲法改悪と言論・出版・表現の規制強化に反対する特別決議」
・すべての争議を勝利させるための決議
・「広告の『低マージン取引』拡大を防ぐ特別決議」

 平和・暮らし・働き方―マスコミ労働者が連帯して、諸々の課題に取り組んでいくことはモチロン、マスコミ産業の問題も情報交換の域から共生のための連携へと動いているように感じました。

【情報!】
 週刊ダイヤモンドの「新聞没落」特集のスクープ記事から巷を賑わせている(業界関係者だけでしょうが…)、朝日、読売、日経の3社が共同でWeb事業を展開するとされるプロジェクト「ANY(エニー)」について、10月1日に会見が行われ、その内容が発表されるようです。
925日は福田新内閣報道でお流れに…)
3社共同のポータルサイト運営などネット戦略についての発表のようですが、販売店統合の動きなど共同した事業戦略についても言及されることでしょう。
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posted by 今だけ委員長 at 22:41 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2007年09月27日

全国紙の販売店統合「朝・読」は8年前から構想していた

 本日発売の週刊文春104日号)に「スクープ 読売・朝日・日経『3強』が販売店統合で動いた!」という記事が掲載されました。
 一昨日あたりから、今だけ委員長のところにも「(この件に関して)何か情報はありませんか?」という地方紙販売局員や販売店関係者から問い合わせが数件ありました。

 週刊文春の記事内容はともかく、ひと月前からこのような話が販売関係者の間では飛びかっていたのは事実。しかし、実現させるとしても相当な時間と労力がかかるだろうと見られていましたが、今回は朝日、読売ともやる気のようです。私のところにも「大阪市西成区(朝・読ともに販売会社が扱うエリア)で合配がスタートするらしい」、「北海道やら全国あちこちで動きがあるようだ」という情報も寄せられています。

 週刊文春の記事中に「今年春から3社の首脳陣の間で練られていた」とありますが、歴史をひも解くと8年前からその布石があったと感じています。マスコミ界の専門紙「文化通信」(20031013日付)に当時の読売新聞東京本社社長だった内山斉氏へのインタビュー記事にこんな一節がありました。(以下から引用)
(内山氏)――今から四年ほど前になりますか、北海道で。当時、朝日は高橋(湛)さんが販売局長、岩田(吉夫)さんが販売担当でしたね。当社は板垣(保雄)販売局長。それからいま西部本社社長の池田孜北海道支社長。そこで私が、たまたま販売担当だったものですから、まず北海道でお互い全く採算がとれないところで販売店の相互乗り入れをしませんかという話をして、やりましょうということになった。
 函館の五稜郭の近くの読売の店を一つ潰して、約300部を朝日に預けた。これは非常に良い結果を生んでいます。朝日のお店の読者管理が非常によくて、部数も減らないし、ある意味で敬服するくらいのしっかりした経営、読者管理をしていただいている。そこで今度は読売に朝日のどこかを預けてくれと、交換条件だからね。それが、朝日は支社長も販売部長も変わったりして、それこそ文書で交わしたわけでもないから、なかなか進まない。編集局長から常務販売担当になられた秋山耿太郎さんにその話をしたわけです。朝日は一体どうなっているのか、読売だけが約束を守って、その先、進まないじゃないかと。
 何も一度に10カ所も20カ所と言っているのではなく、まず双方1つか2つぐらいずつ実験的にやってみて、うまくいけば、それを徐々に全国的に広げたら正常化にもつながるし、各社の経営の安定にもつながるんじゃないかと。その時「わかりました」と秋山さんはおっしゃって、北海道で1カ所、朝日の紙を読売に預けていただけるという話がまとまりました。
                    (引用終わり)
 (週刊文春記事中にある)「内山、秋山両社長は是が非でも実現させるつもりです」と業界関係者が寄せたコメントもこのような経過を踏まえればうなずけます。

 「連合体は何も地方紙だけではない」と言わんばかりに(まだ未発表ですが)インターネットの共同プロジェクト「ANY」(朝日=A、日経=N、読売=Y)や地上戦での販売店統合もやろうということなのでしょう。ですが、販売店の統合とは「廃合」も当然伴うわけです。販売店労働者の切り捨てが今後大きな問題になることが予想されます。1015日から開催される新聞大会の前後には正式発表があるようなので、注視したいと思います。

 個人的には近い将来に起こりえるだろうと思っていたので、あまり右往左往せずに読者とのパイプをより太くしていく仕事を続けていくしかないと思っています。これで少しは販売改革に本気で取り組む新聞経営者が増えればと願っているのですが…
posted by 今だけ委員長 at 23:15 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事ニュース

中吊り広告に「1年後のASA経営者を募集」発見

 リクルート社が主催する「就転職フェア」(106日に開催)の中吊り広告を眺めていたら、「朝日新聞仙台中央販売1年後のASA経営者募集!!」の見出しが…

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 朝日新聞仙台中央販売は朝日新聞社の資本が入った販売会社で、仙台市内では有力店です。人材の確保に苦労しているのだなぁ…と感じる反面、経営者になるための1年間の修業はどんなんだろう?と興味をそそります。

 相次いでいる販売店従業員の凶悪犯罪の影響で、いっそうイメージダウンをしてしまった新聞販売店(販売会社)ですが、仕事のやりようによってはやり甲斐もあるし、オモシロイ仕事なんですけどねぇ。イメージ先行で「3K職場の代名詞」とされていますが、きちんと経営をされている方も増えています。ただし、経営者だけが優秀でも「新聞を売る」アイディアとフットワークを有した人材は、労働条件の底上げをしないと集まってこないでしょうけれど。


追記:週刊ダイヤモンド「新聞没落」で表面化した朝日、日経、読売の「ANY」構想は、販売店からはじまりそうです。地方紙の皆さん“うかうか”してられませんよ!
posted by 今だけ委員長 at 01:41 | Comment(1) | TrackBack(1) | 日記

2007年09月17日

新聞社−破たんしたビジネスモデル−の河内孝さんが桜チャンネル(スカパー)に出演

 以前、このブログでもアップ(書籍紹介)した「新聞社−破綻したビジネスモデル−」の著者、河内孝さん(元毎日新聞常務取締役)が、桜チャンネル(スカイパーフェクトTV)の「報道ワイド日本」に出演されているのを発見(チョット遅いかな)しました。

 週刊文春の8月30日号にも、生き残れない新聞社はどこだ!読売が「1000万部」を割る日―と題した手記(見出しと内容に相当ギャップが…)を寄稿したり、今日発売(明日かな)になった週刊ダイヤモンド最新号(新聞没落)でもコメントを寄せるなど大活躍?です。河内さんと話してみると新聞経営者だけではなく、新聞産業に働く方々へ「お前たち変われよ!」というエールなのですが、周りの変化を無視し「昨日のように明日もありたい」という言い続ける方々には受け入れることができないのでしょう。

 河内さんの歯に衣着せぬ的確な指摘は、いまの“スネに傷持つ新聞経営者”はどなたも太刀打ちできないでしょう… 残念ながら・・・。


 
新聞社 - 元大手紙幹部が明かす、危機の実態
「報道ワイド日本」618日放送

 ふらふら其の1

          ちっ(怒った顔)其の2

     もうやだ〜(悲しい顔)其の3

posted by 今だけ委員長 at 22:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年09月15日

新聞業界が直面する多くの問題点をビジネス誌も特集

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日(火)に発売になる週刊ダイヤモンド(922日号)は「新聞没落」というテーマで、前途多難な新聞経営の実態や、大手紙のネット戦略など特集が組まれるようです。
 まだ発売前なのでどのような切り口で書かれているのか興味のあるところです。雑誌では週刊文春や週刊新潮がよく新聞業界の問題を取り上げていますが、ビジネス誌でも特集が組まれるほど業界内の問題や深刻な状況が表面化しているのでしょう。

 まずは、来週火曜日に購入して読んでみようと思います。

 目次週刊ダイヤモンド社HPより引用
【序章】
 業界襲う構造不況
2010年度本業赤字転落のシナリオに怯える朝日の焦燥
【第1章】
 新聞経営の瀬戸際
課題山積でも見つからない答え 繁栄モデルのツケに追われる“老高若低”の新聞閲読率 忍び寄る活字離れの危機通信部廃止、ビジネスアイ合体で組織再編に動いた産経の“賭け”日経と朝日に突きつけられた株主問題の大いなる憂鬱部数は健闘でもシェアは低下 地方紙を待ち受ける前途多難Column 日経、朝日が足並み揃えて打ち出した「高級化路線」の成否 Column ケータイやネットが市場侵食 スポーツ新聞が消える日
【第2章】
 宅配モデルの崩壊
訴訟続発! 違法行為が横行 知られざる新聞販売の闇Column 押し紙問題の元凶の1つ ABC部数調査の怠慢と欠陥
【第3章】
 ネット戦略の懊悩
“勝ち組3社”が提携しても描けぬ収益増のビジネスモデルColumn 囲い込み戦略で大手紙が競った無料会員制サイトの効果の疑問 Column 影響力限定でも専門性、効率性で勝負挑むネットメディアの強み 【第4章】
 新聞記者の生態
夜行性動物もビックリ! 24時間働き詰めの一部始終Diagram本誌が独断でプロファイリング 「これが新聞記者の生態だ!」
【第5章】
 米新聞業界の窮地
相次ぐリストラと身売り メディア先進国でも描けぬ展望Interviewマクラッチー最高経営責任者(CEO)●ゲーリー・プルイット Interviewコロンビア大学ビジネススクール教授●エリ・ノーム 
 
posted by 今だけ委員長 at 17:43 | Comment(0) | TrackBack(1) | 書籍紹介

2007年09月10日

フルスタに「ゆるキャラマスコット」大集合!

 久しぶりにフルキャストスタジアム宮城(次はどんな名称かなぁ)で「イーグルスvsマリーンズ」を観戦してきました。
 個人的には指定席でゆっくりと試合を堪能したいのですが、B嫁は「レフト自由席」でないとシャウトできないようで・・・。席を確保するために開場前から並ぶのも辛くなってきたのですが、席取りのマナーもちょっと見直さないといけないなぁと感じます。常連さんほどマナーが悪くなっているような…
グループで大量に席を確保して試合が始まってから五月雨式に人が集まってくる。余った席は荷物置きになって開いている席を探している人を無視している人がたくさんいるんです。一人で2席独占している常連さん!マナーは守りましょうよ!
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 で、今日のイベントは県内で活躍?するキャラクターが大集合。仙台89ERSのティナや東日本放送のぐるり、行政マスコットのケヤッキーなど“にわかキャラ”も含めて大集合。でもかほピョンとベガッ太は欠席でしたねぇ。

 僕の一押しは、もちろんアラマチマン!若林区のヒーローですから。
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 キャラクター紹介のパネルにはなぜか僕が4年ほど前に撮影した「新聞配達バージョン」の写真が使われていました。それもまた嬉しい。
 がんばれアラマチマン!
posted by 今だけ委員長 at 01:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | こせきかつや通信

2007年09月06日

心ない販売店従業員の対応が… 批判から否定に変わって行く

新聞販売所長ら監禁致傷の疑い 三重、5人逮捕

 三重県で朝日新聞の販売店所長らが従業員(16歳)を監禁し、暴行を加えて全治1週間の怪我を負わせたという事件が起こりました。このところ、新聞販売店の従業員の不祥事が相次いでいますが・・・ひどすぎます。

 販売店と発行本社の間には「契約書」(片務契約とよく言われますが)があって、風紀を乱さないようにとか秩序を守って―などの当たり前の項目があるのですが、契約時にその人物(所長は新聞社と契約を結ぶ事業主ですから)のチェックしきれないのでしょうか?
 朝日新聞名古屋本社販売部は「朝日新聞の販売をお願いしている専売店でこうした事件が起こったことは、当社としても誠に遺憾です」とコメントしていますが、新聞社と契約書を取り交わした事業主はいわば新聞社が太鼓判を押した人物であるわけですから「遺憾です」では済まないと思うのですが…。
  

 「JREAD」(株式会社ビデオリサーチ)という全国新聞総合調査の報告書(調査対象は満15歳から69歳の男女個人)によれば、「新聞販売店の対応やサービスで購読する新聞を決めることがある」という問いに対して、「決める」と答えた方が20.0%、「決めない」と答えた方が41.3%、「どちらとも言えない」が24.3%。販売店の対応によって購読する新聞を決めることは2割程度という調査内容ですが、 “心ない”販売店従業員の対応であったり、旧態依然のオマケ付販売を繰り返してきたことが、新聞を読まない無購読者を増やした一つの要因でもあると思います。


 本気で販売店改革をしなければ…持たないですよ。マスコミから個メディアへと対応をしていかなくちゃいけない時に、販売店へのイメージが批判から否定へ、そして不信から無関心へと悪化していくだけです。
 無購読者を増やした要因だ
まじめに新聞販売業を営んでいらっしゃる方々にはホント迷惑な話です。 
posted by 今だけ委員長 at 20:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | きょうの喜怒哀楽
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